束縛クラウン :詩
題名のクオリティーの低さ
ああ、また『今日』が目を覚ます
さあ どうしようもなく くだらない 『茶番』を始めよう
都合悪けりゃ 途端に不機嫌 醜いピエロの ピアノ線
全てはそう ただの喜劇
さあさ、手をたたいて バカらしいその嘲笑を 僕に見せてよ
すがりついた娘にも 笑ってるヤサシイ父親にも
染み込んだ悪臭なんて 分からないでしょう?
くるくる くるくる ネジを回して 箱の道化の 世界は独り
ねえ この喉が何かを叫べたら この足が何かに向かえたら
なんて バカバカしい幻想 抱くわけないでしょ
とっくに 与えてくれるカミサマは 僕からそれを奪ってさ
重い鎖で縛られた腕で 取ることなんてできないんだってさ
ああ、また『王』が目を醒ます
さあ どうしようもなく くだらない 『忠誠』を誓おうか
掲げ載せれば 途端にひれ伏し 醜い王様の 金の冠
全てはそう ただの悲劇
さあさ、声を上げて バカらしいその同情を 僕に見せてよ
崩れ落ちた息子にも 笑ってるヤサシイ母親にも
したたった悪意なんて 分からないでしょう?
くるくる くるくる 鍵を回して 箱の冠の 世界は独つ
ねえ この瞳が何かを映したら この耳が何かに響いたら
なんて バカバカしい幻想 描くわけ無いでしょ
とっくに 叶えてくれるカミサマは 僕からそれを浚ってさ
きつい鎖で繋がれた頭で 捜すことなんてできないんだってさ
月の夜に 目を閉じた
『――――――くん、――――――くん、みーつけた』
そっくり同じの 手はどうも 触れることは無いようで
ああ、また 『今度』も 見つけられちゃった
ねえ この喉が何かを叫べたら この耳が何かに響いたら
なんて 届かない幻想 抱くわけないでしょ
あそこで見ていた少年は 僕へと片手を伸ばしてさ
固い鎖で穿たれた体で 掴むことなんてできないんだってさ




