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元管理職、経済力で異世界を支配する  作者: わた
二章

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第五十二話 銀行

「実はですね……」


インベントリを他人に譲渡できることを伝えた。

もはや全て言ってしまったほうがいいと感じたからな。


「そ、そんな機能まであるんですか!」


「だから人にインベントリを譲渡して、お金だけを預ける機能をつけてみたらいつでも引き出すことができるようになるかもしれないですね。」

「そんなことができるんですか!」


まあ、お金だけをいれる機能は今のところ存在するのかわからないからな。


いつでもお金を引き出すことができればクレジットカードみたいなものを作れるかもしれないな。


「その機能をみんなに渡すことができれば税金の徴収が楽になるなあ。」


そういうのはやっぱり大変なんだろうなあ。


そうだ。もはや銀行をこの世界に実現させたいな。


「あの、私が知っている機能で銀行というものがあるんです。」


銀行の機能は大きく3つだろう。


・お金を預ける

・お金を引き出す

・お金を貸す


とかだろう。

なんか信用創造とかも聞いたことはあるけどよくわからないから後で考えよう。


こんなことを伝えてみると。


「なるほど、銀行…。」


なんか考えている感じだ。


「お金を貸すという機能はすでに存在していますがね。まあ、ガラが良くないらしいですけど。」


そうか。銀行の機能的の基盤にしたいな。


「実現には大体半年はかかるでしょうねえ。」


半年でできるのか。かなりの大掛かりなお金も必要となるうえに仕組みも考えないといけないのに。


「またお呼びしてもいいですか?」


銀行に関してはアドバイスが必要だろうな。

国ごとに銀行はないようだし。


「はい、もたてろんです!」


でも、銀行がないならどうやってクレドは製造されているんだ?わからないな。


というわけでまた半年後に来よう。要件は済ませたからな。


そういえばあと一つ。


「このマークを知りませんか?」


そう、家を襲った強盗団についてだ。


「こ、これは!」


こっちに手招きをしている。

あまり大きな声では話せないようだ。


「実はですね、これかなり大きい宗教団体がいるらしいんですよ。他の国も対処に困っているとかなんとか。」


うわあ、そんなデカいのか。

やられてらやり返したいんだけど。


「まあ、忘れてください。」


少しは情報が増えたな。


「また半年後に!」

領主さんに見送られて出発した。


向かうところは領主さんに教えてもらったお金を貸す場所だ。


この世界も名前は闇クレドっていうらしい。

闇金のまんまじゃん。


そこそこの時間歩いて、路地裏みたいなところにそれはあった。領主さんが教えてくれていなかったらとこにあるのか一生わからなかった気がする。


「あのぉ〜、すみませーん。」


こんなところに行ったことがないからどんなふうに対応したらいいのかわからないけどとりあえず呼び出してみた。


「なんだい?お前が呼び出したのか?」


デッカ!ガラわっる!

身長2mは超えているであろう大男に声をかけられた。


「ここでお金を借りることができるって聞いたんですけど。」

「客かよ。上がってけ。」


あれ、思っていたよりも話が通じる。


「いくら欲しいんだよ?」


借りに来たわけじゃないって聞いたら何されるのか分からないけど仕方がない。


「実は借りに来たんじゃなくてですね」


ドン!


急に立ち上がった。


「お前、何しに来やがった?」


怖っわ。チビるかと思った。後ろにノアとかがいなかったら気絶していたかもしれない。


「お、落ち着いてください!通報とかが目的じゃないです!」

「じゃあ、何しに来たんだよ!」

「お願いがあるんですよ。」


銀行のことを全部話してしまった。

怖かったし、真実味があることが大事だからな。


「だったらどうしてほしいんだ?」

「お金を貸してほしいっていうのもあるんですけど、仕組みの基盤を貸してほしいといいますか。」


「舐められてんな、おい。」


立ち上がったまま殴りにきやがった。


だが、

「落ち着け。」


ノアさんが一撃でふっ飛ばした。

巨体が飛んでいく。

追撃も加えていった。

1コンボ、2コンボ、3コンボ……


フルボッコだドン!

この人やっぱ恐ろしいな。


教訓!相手を侮るなかれ!

落ち着いて交渉しよう!


この後交渉はある程度うまく行った。

合法で色々させてあげるっていったら一瞬でOKをもらえた。

領主さんが実際に認めているからなあ。


権力ってすげえ。


「舎弟にしてくだせえ!」

なんか舎弟にしてほしいって言い出した。

あの態度はどうなったんだよ。


でも、使える人なら使いたい。

「共同契約者としてよろしく!」


いい話の締めになったんではないかな?


「……なんですかい?それ。」


やっぱり締まらなかったようだ。

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