案内人は芋が好き
隊長のチクフルに直談判した綿子だが、当然却下された・・・と思いきや、共に行動できる相手を見つけ出せれば許可が降りると言われ張り切っていた。
しかし、連合内の窓際社員と共に行動したい仲間がおらず、苦戦を強いられていた。
(同じ連合なんだから協力してくれたっていいじゃん!)
自業自得とはいえ、マウント取ったり人の話を聞かずに実力者のマナを脱退まで追い込んだ張本人を許してるメンバーはいなかったようだ。
同じ連合で無理なら他の連合で。
そんな考えから加入の時にお世話になった案内所の前にやってきた綿子。
「連合加入希望者は紹介するよー!
上位連合から可愛いものを愛でる連合に宗教まで幅広く紹介するよー!
お、そこの骨さん連合探してないかい!?良い店紹介するよ!」
「こんにちは。この前はフル回転の紹介ありがとうございましたっ」
「およ??
この前フル回転入った子だよね!?
君が入ってくれたお陰で上質な芋にありつけたよ!
まだ連合入ってない子がいたら紹介するからいつでもお友達連れてきてね」
(芋にならないやつはいらないから早く去れよ)
芋に命を懸ける珍しい骨である。
「実は人を探してるの
ポテトさんだっけ?誰か一緒にクエスト行ってくれる人知らない?」
「名前覚えてくれるなんて嬉しいね
人の紹介は出来ないことはないけどなかなか初心者の子と一緒にってなると難しいなぁ・・・」
「そこをなんとか!」
「んー・・・気難しい人だけど一人だけならいるかな?
ただし、本当に気難しいから上手くいくかわからないよ」
「それでも良いです!
今は可能性があるならすがりたい・・・!」
(この芋は使えるからすり寄っておこう)
(この子があの人を説得できれば王族芋が食べれるかもしれん・・・!
有り得ないだろうけど紹介は無料だし行かせてみるかぁ)
こうして二人の思惑はすれ違いながらもある人物の説得に向くのであった。




