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突然の脅威といつもどおりの日常

「ちょっと待っててね!」


そう言って勢いよく部屋のドアを開けたララ

すぐ目の前に何かいることには気付かなかった


「うわっ!?」


ララ目の前のにいた者にぶつかりそいつはその勢いで弾きとんだ


「沙那美ちゃん!!

ごめんね…ララ急いでて気付かなかった」


倒れた沙那美を心配し声をかけるが応答はなく、ふらふらと立ち上がる沙那美


「ララさん!!早く行きなさい!!」


「 !?


ごめんなさい!!今行きます!!」



突然ネコが叫び、驚いたララはその場を後にして先を急いだ


「なっ…なんだよネコ。

そんな怒ることかよ!?


いや、そんなことより大丈夫か沙那美?」


ふらふらとゆっくりあんにゃに近づいていく沙那美


「おい、ほんとに大丈夫かよ…そんなにさっきのアレがショックだったのか?」


あんにゃの問い掛けにも応じず下を向いたまま立ち竦む沙那美


「グルルル・・・グッ…グァッ…


ガァアッッッッ!!」


「おっ!?おいっ…うわッッッ」


突然襲いかかってきた沙那美に掴まれたあんにゃ


「グァァア!!…ガルガルガル…」


「クソッ…なんだよ一体!」

(力が強すぎて外れねえ…)


振り払おうとするが突然の脅威に上手く力が入らず喉元に噛みつこうとする沙那美に徐々にその距離を詰められ…


「うぅ…うっ…!!

うわぁぁぁーーーーーっ!!!」


必死にあがき続けたが呆気なくその時は訪れた

沙那美の怪力に遂にあんにゃは耐えきれなくなり…


「ガル…グルルルゥ…グル…グ…」


「あぁ…は…ぁ、ぁぁ…」


ポツポツと滴る音がまるで彼女の最後までのカウントダウンの様に部屋に響く


「ふぁあッ…うぅ…はふ…」


〈カチャッ…〉


ドアを開けララが部屋に入ったその時にはもう遅かった

幼い頃から姉妹のように思ってきた親友の最後を阻止するには、もう…


「あ、あぁ…あ……あんにゃちゃん?」


「じゅるッ…ジュ…ジュッ!!…」


「そんなぁ…そんなわけないよ?

そんなわけ…あんにゃちゃ…


ぅう…うっ…!!

うわぁぁぁぁーーーーー!!!」



いつも通りの日常。

昨日まではそうだった


いつも通りお節介なお隣さんに

いつも通り天然炸裂な自分は

いつも通り喧嘩しながらも…


いつも通り仲良しだった


最後の最後まで。

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