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後編②

はぁい!待ってた人も待ってなかった人もごめんなさい。唐突に結末が降りてきてめっちゃ間が空いているのですが、完結編お届けします。

タイムリーに感想が来ました!これUPしたらお返事します!

※このお話は転生剣豪が元弟達に貞操を狙われている上、新たな転生剣豪達のなんやかやに山寺宏○の録音に釣られてウッカリ巻き込まれるうっかりコメディてす。

「貴様が女子とは片腹痛いわ、柳生三厳(みつよし)


「しっつれいコクわねーヨッシー!根暗のクセに。今生あたし、ちゃんと女子してるわよ!好きな歌手は星○源にJUJ○と西○カナだっつーの‼︎」


 小鞠系JKはバトンをクルクル回しながら憤慨した。


「ケーキバイキングにバイトしてまで小金錬金して行くしー、動物映画で号泣するしー、怖いものは幽霊とゴキブリよ。呪○と飛行タイプの黒いヤツなんか見ると油凝固剤並みに固まるわ〜まあ、そういう普通のJKなの。大体剣豪なんて流行んないわよ、昨今」


 色めき立つ取り巻きを冷めた目付きで睥睨すると、ぱし、と音を立ててチアガール御用達の棒切れを構えた。


「誰がヨッシーだ⁉︎はッ、ならば何故この場にしゃしゃり出た!何の所縁も無いのなら、大人しく傍観して隅っこに引っ込んでおれ!この、マジで残念JKがっ‼︎」


 唐突にキレたのか、身体を低くしてこちらに走り寄り、鋭い一撃を抜き打ちにかましてきた。

 小雪は焦らず木刀の剣先を受け流し、刀身を躱しがてらに右片手上段から木刀の左側頭を打ち下ろした。




 ガッキイイィイイインッ!




 痺れを押さえ、即座に片手に持ち替える男はまだ少年の面影すら残る驚きのお若さである。歳の頃なら小雪より幾らか上、といった処か。おそらく大学生くらいだろう。



「そうしたいのはヤマヤマなんだけどぉ、こっちも親とか親とか親とか山○宏一とかさぁ!色々浮世の義理、ってのがあってぇ〜」


 バトンを右手につき、下段にて進み、水月にいたり真っ向に打ち掛かる。



「だけど、あんたも色々拘り過ぎなのよォ‼︎──────まーあ『江戸』だ『尾張』だと喧しい。要はあのおっさんとその上司が気に入らないだけでしょうが!」



『あのおっさん』=『柳生宗矩(むねのり)(十兵衛の父)』=『小雪の父』

『その上司』=『徳川家光(三代将軍)』=『斎藤さいとう亮平りょうへい』=父の会社社長。正統派俺様フェロモン系親父。38歳である。



「大体、揉め事の発端はあんたのお師匠の妹の結婚を勝手に親父様が決めちゃったからだとか。…どっちが新陰流の【本流】だとかで啀み合ってきたなんて、良く聞きゃあ後付けの理由なんだよ」


 バトンを縦横無尽に振り捌きながら、小雪は【義直】の動揺を誘う。


「人は【今】が全てでしょう。だって、幾ら過去に想いを馳せてもそれは万華鏡せかいの中に散らばる単なる【記憶の欠片】でしかない」

「ぬかせ!過去の繋がりの末が今の我等だ!お主の様な小粋な小デブが紛いなりにもこの俺と渡り合えるのもその【記憶の欠片(前世)】あっての身技であろう!」



 ガッ!ガキッ、バシィバシビシ!



「アレとかソレとか!ふんッ!確かに江戸柳生以上に気に入らん‼︎

 だが、それは前世の記憶や今生の生まれをいい事に調子に乗って過去を汚すやからへの憤り故。

 ならば同じく生を共にした我等がこうして灸を据えてやらねぱ誰がソレを止めるのだ!」



 目の前の男は目覚めて(・・・・)からはそれなりに今生も身体を鍛えていたのだろう。技のキレが自分とは段違いに凄まじく、それをまた過去からの妄執が磨きをかけていた。


 だが、何が【灸】だ!自分と違って、今生も好き勝手して我世の春を謳歌している家光あにが憎かっただけだろう。

 しかも今回はどうあがいても生まれ(ベース)から違う。ソレに追い付こうと目論むなら身を粉にして努力を幾重に重ねても追い付けるか、といった処だ。


 それがきっと、徳川義直でない(・・・)彼には分かってしまった。先はどうでも、今は肩を並べるなど夢のまた夢、と言う事が。




「私怨に僻みか─────ならば、何処ぞへすっこんでろおぉ!」




 左の膝を折り敷き、横に打太刀の左の足を打つと右の足を開き、振り上げたる太刀を打ち下ろす。

 速死一本の打ち留めの如く受け留め、打太刀の右の方 の手首の根を打った。




 ガキガキッがががが!ビシィ!




 競り粘るが、所詮JKの腕力。得物を落としたのはあたしの方だった。

 それを見て、バツの悪い顔で力を緩められ…咄嗟の判断で大きく跳ね、距離を取った。





「君さ、若さじゃ断然勝ってんだから、大学マーチライフ、エンジョイすりゃいいじゃんか!高みに昇りたければ頭を使え‼︎人脈コネを作れ!その身の才覚、笑顔一つで成り上がってこいや!それでこそ上様を見返せる漢だろ?

 その先は作り手に回るか、使い手に回るかで至る幸せは違うでしょう。だが、【望む】幸せは人の向こう側(・・・・・)には無いよ!今生の幸せは前の生のままでは決してでは果たせないわ!」


 柳生三厳(みつよし)は【十兵衛】となり、その手に一時の自由を勝ち取った。あの時は武芸の事ばかりで不自由だとかブツブツ言ってたけど振り返ってみればやっぱり楽しかった。

 だけど、その光が落とす影に弟達の犠牲が無かったとは限らない。

 左門も又十郎も六丸(柳生宗矩の末子)も、荒木の事も、もう『俺』には振り返って目を眇めるしか出来る事が無いのだ。


 ましてや今生は『女』の身。


【剣豪】の人生は【十兵衛】のものだった。

 だからこそ、此度は【そうでない数多の凡百】として【館山たてやま小雪こゆき】は生まれ出でたのだろう。

 そして人生を終えた後にはそれも又、苦しくも楽しい道程となるのだ。


「…直訴なんて今時流行らないどころかむしろ南ちゃんに『私がヒロインの映画の邪魔しないでッ』って詰られるんじゃね?」




 びく!




「隙あり」───────ガコ!


 いつの間にやらヤツの背後に忍び寄った佐々木が脳天に一撃をカマす。

 短い叫びと共によろける新生『義直』君を容赦なくこちらにドン!と突き飛ばす又十郎こと幹久さんは素晴らしい悪辣とした笑顔を浮かべて。




「小雪、えものだ」




 同時に飛来したバトンが手に収まる。得物、獲物…どっちだ?




 突っ込んでくる男を躱して、「【斬釘截鉄ざんていせってつ】」

 小手を打ち、木刀を叩き落とす!

 法定ほうじょうの呼吸を整え、





「かーらーの───────【八相発破】!」




 春の形は冬から若芽が伸びるようにのびやかに。──────ぶっ飛ばす!




「誰が【小粋な子デヴ】だァっ‼︎」




「それ、今〜ッ⁉︎」




 と、叫んで地に沈む男を横目に、あたしも天地がひっくり返ってゆく。






「うむ─────運動不足」





 暗転の直前、大きくて力強い何が、切羽詰まった叫びと共に、遠のく意識の果てに【小粋な小デブ】を支えてくれた様だった…。スマヌ。






 ☆☆☆☆☆☆☆☆



「こゆちゃん、お転婆もいい加減にしないと…」


 あたしは自宅のベッドで圭介さん(父の親友・小児科医)の説教を食らっていた。


「大体、『弟達』や『弟子』だけならともかく…どうして『上様』に『尾張柳生』『宮本武蔵』『佐々木小次郎』とか釣り上げてんの?何なら逆ハー狙いなの?」

「…け、圭介さん…元坊主(沢庵和尚の転生体。江戸前期を代表する禅僧で父・宗矩むねのりの親友にして心法の師として柳生新陰流に多大なる影響を与えた人)のくせして何故に乙女ゲーに精通なさって…?」


 凄まじい筋肉痛で指一本動かせないあたしは、口で何とか対応するしか出来る事が無い。


「俺ん家に遊びに来てる時でもオートで乙女ゲーのレベル上げしてた子に言われたくないなぁ。

 それより話をごまかさない。そんなゆるゆるな感じだから、又十郎に攫われてうっかり手当てと称して生クリーム盛られそうになるんだよ?」


 助け出すの、大変だったんだから!と、プンスカ憤慨して圭介さんはこちらの小鼻を摘まんだ。


 そうなの。あたし、あの後ドサクサに紛れた根本幹久数学教師ヤンデレむねふゆに奴の高級車で自宅に攫われて色んな意味での既成事実を作られそうになったのだ。


 ふぃ〜危ない危ない…。


「お見舞いと称して上がり込もうとする幼馴染み達はいがみ合っているから一緒に通せば安全だと思うけど、佐々木、宮本両名は当面共闘しそうだし、社長さん(徳川家光)は既に迷惑料込みとか言って結納の品と結納金送り付けてきてるし…。

 どーするの?─────こゆちゃん、誰が本命なの?」


 しくしく泣きながら、「圭介さん」と答えると少し目元を赤らめながら、小児科医は口元を押さえた。


 おお、少しは脈がある?


 ニヤニヤしてるとジロリと睨まれ、耳元に何かを押し付けられた。





『おはよう小雪、もう起きないと間に合わないぞ?─────それとも、俺と二度寝するか?その場合、今日の予定は未定になるが…』




 はぅ!(山ちゃんの声⁉︎)




「はにゃああぁああん〜」


 無骨な四角い目覚ましにリピート掛けられた!嬉しい!だけど、顔から火が出そう‼︎酷い圭介さん!でもありがとう(脳内で私を囲んだエヴ○の人々が『おめでとう』って言ってる妄想が爆裂。最終回ですか、ありがとうございます。もうあたしが最後の使徒でいいです)指一本動かないけどな!


「…やっぱり、山○宏一より扱い下じゃないか」


 ポツリと呟くその言葉の中に、少し嫉妬か拗ねた響きを見つけて、アレ?と思っていると、


 左手を取られて、小指に何かを差し込まれる。

 何と─────エメラルドのピンキーリングだ。

 驚いて初恋の人を見上げれば、悪戯っぽい顔で笑っていた。


「男避けだよ。…尤も、もう手遅れかもしれないけど」

「え?」


 コンコン。かちゃ。


「こゆちゃん、お友達がいらしたわよ?」


 悪気無く母が芸能人を引き連れて来た!

 その隙にするり、と退散する圭介さん!いやあ!リング一つの防具で放ったらかしにしないでぇ‼︎


「よお─────よく来たな、山口県門司港周遊名物コンビ」


 努めて『十兵衛感』を前面に出して対応する事にした。ゆっとくけどー大事な事だからもう一度ゆっとくけどー、指一本動かせないんだってばー!


「…人を観光名所の様に言わないでくれる?」

「ハイ!小雪ちゃん。無茶したねー全身筋肉痛なんだって?」


 先が【佐々木(宮本武蔵)】で軽いのが【宮本(佐々木小次郎)】だ。相変わらずややこしい。


「ふふ、万年運動不足を甘く見るなよ?伊達に小鞠系を名乗っていないという事を今回証明出来たと思います。あ、山ちゃん時計ありがとう!堪能してます。今は、今は自分でボタン押せないけど」

「…ナニその堂々としたミニデブ宣言。そりゃあ約束の報酬だもんな、ちゃんと進呈するよ」

「あれだけ見事な体捌きだったのにリミッター付きとはね(笑)。まあ、倒れた後の根本センセーの素早い撤収にも舌を巻いたけど」


 どうやら戻ったあらた達と尾張柳生を縛り上げている僅かな隙を突いたらしい。

 三人の溜息が部屋に満ちた。(母はとっくの昔に気を利かせて退室している)


「どうせバツイチの上様がバックアップしてお父さんが陣頭指揮取ったんでしょう?こき使われたと思うけど、大丈夫だった?」


 セキュリティばっちりの数学教師ん部屋に乗り込もうとしたら大変だったろうと思うし。


「ああ、あんたの幼馴染達の連携も凄かったしな。まあ、荒木又右衛門に柳生友矩だもんな。分かるっちゃ分かる」


 佐々木の苦笑にこちらも『気付いたのか』と返す。


「いや、奪還の際、宗矩(小雪の父)殿がそう呼んでいらしたからな」


 宮本がぽりぽりと頬を掻く。

 おい、親父様…どんだけ焦ってたのよ?仮にも相手は自分の昔の息子だろうが。


「…映画は大丈夫そうか?」


 一番気になっていた事を尋ねれば、僅かに満足そうに二人は微笑んだ。


「ああ、いい映画になると思う。義直達も海堂南に詰られてショボン、バカショボン(´・ω・`) てなってた。もう邪魔する事も無いだろう。今回は行き過ぎたファンの愚行として壊された備品の弁償で手を打つつもりだ」


 うん、南ちゃんは生粋の芸能人だよ。公開前にスキャンダルは嫌だよね。


「甘いと思うか?」

「いいや、どうせ上様のこった。今回の事など気にもしておられぬのだろう?…逆にちっと堅すぎるあの御仁を気にしておられたからな。いっそこんな馬鹿騒ぎを起こせる程砕けたか、と喜んでおいでだろう。

 なら、その先は『俺』の気にする処では無いさ」


 あたしは楽しそうにふふ、と笑う。

 そうさな色恋抜きでなら、一度上様(社長)と腹を割って話してみたいとすら思える。


「…本当にあんたは面白いな」

「お忙しい芸能人様にそう言って貰えて光栄だね。何なら二人共、そこの壁にでもサインして帰って。もう今後会う事も無いだろうから記念にさー」


 すると、何故か二人が肩を竦めて首を横に振った。


「とっとと俺達を追い払いたい様だがな。残念ながらそうはいかないぞ?小雪ちゃん」


 え?


「一応さ、一般生徒を見学含めてシャットアウトしてた筈なんだが、忍び込んで動画を撮っていた奴がいたらしくてね。流石に画質は良くなかったんだけど、音声はそれなりに録音とれてたみたいで。問題は…それをYOU(ゆう)TUBE(つべ)にUPした馬鹿がいてさ」


 は?


「もち、動画は直ぐに削除させたんだが…あんたの高校、あれから転校生が相次いでるらしい。勿論厨二的『自称』も多いんだが、少し怪しいのが居る。

 其奴らは自分が『誰か』は決して名乗らないが、結構熱心にあちこちに書き込みしながら一人の女の子を探しているんだそうだ」


 げ。


 ピンキーリングの嵌った指を何故か取ってそれを指ごとコスコス摩られている。

 やめんか、佐々木!宮本も止めろ‼︎


辻月丹つじげったん千葉周作ちばしゅうさく桃井春蔵ももいしゅんぞう薬丸兼陳やくまるかねのぶ…その辺りじゃないかと踏んでいるんだが」

「…こ、声だけとかで探し出すの、結構無理だと思うんだけど」

「今上げた疑わしき輩は特に『小鞠系』剣豪女子の行方を執念深く探している。あいつらに殺気を向けられたら反応しない自信はあるか?」

「小雪ちゃんならウッカリ禹歩とかでバックステップかましてアッサリバレそうだよねー」



 想像する。

 汗がダラダラ流れてきた…。



「それにな、うちの監督の事すっかり忘れてたみたいだけど、あれもなウッカリカメラを回してたみたいで」



 は?



「この前から何かコンテの様なもん、ちょっとでも時間が空くと描いてる様なんだよね。

 それがさ、後ろから覗き込んでみたら『柳生十兵衛』とか『館山小雪』とかの走り書きが見えちゃって。

 監督、実は【徳川の影】大好きなんだ」




 血の気がザー!と音を立てて引いてゆく。




「決定的なのが、な」

「俺達をこっそり呼び付けて、『なあ【転生剣豪はちょっぴり小太り】ってタイトル、どう思う?』て聞いてきた事かな」




 まさかの十兵衛イジリ、キター‼︎




 ヤベェ、そんな事されたら打診された時点でもう暫定転生剣豪達にきっちり特定されてしまうではないか。



「これで、小雪ちゃんも【芸能人】の仲間入りだな?」

「空き時間とかに手合わせとかしようぜ〜。脱・小鞠系でスッキリボディ目指そうぜ」


 佐々木ィ〜!ピンキーリングごと小指をはむはむすんなあ!宮本、手がワキワキしてんだよ‼︎ナニ想像してんだ!ああッ⁉︎





 ピロリリン。(無料SNSのRainの音)




 携帯を見ると、ナイスガイな根本さんクリエーターズスタンプが親指を立てている。


 根本は燃えている!根本は諦めない!根本は見ている‼︎


 そしてメッセージが『上様と全面戦争、なう』


 Σ(||゜Д゜)ヒィィィィ


 し、四面楚歌ー!誰か家の周りで盛んに楚の歌を歌ってるー!


 あたしの将来の夢ガーッ‼︎ウエルカム『おひとりさま』の平凡なOLの夢が〜有休でイタリア行って、憧れの青の洞窟を見てマルゲリータかぶり付く夢が〜ッ‼︎




 ハッ、と見上げるとイケメンが二人腹黒くほくそ笑んでる。

 ダメだ!アレは敵だ!顔に『役を引き受けるまで諦めない』と書いてある‼︎



 転生剣豪はアンニュイどころの騒ぎじゃない。

 何処へ行っても何処へ逝っても波瀾万丈な人生が待っている。

 たとえむっちりJKに生まれ変わったとしても、運命の方が容赦無く。



 全身の筋肉痛に逆らってベッド下に転がり逃げようとする小雪の部屋に幼馴染〜ズが乱入するまで─────後、5秒。





終劇おわり


終われて良かったですー!実は10日くらい執筆に掛かりました…難産でした…。楽しんで読んで戴けたら幸いなのですが。

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