表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/134

4/8 脱力感


寝覚めの脱力といえど、睡眠状態という完全な脱力形から覚醒状態に以降した時点で、少なからず入力形にあるのではないかと思う。


入力形。


入力…?


手元のChatGPTに問う。



ヘイGrok。「脱力」の反対は?



「緊張」。あと、私はGeminiです。



知らなかった。


私は長年レポートと小テストを共に解いてきた相棒と脱力の反対語のことを何も知らなかったのだ。


とかく、寝覚めの脱力感は平常時のそれと比較して体に力が入らないからそう感じているのであって、実際には緊張感と考えることができる。


しかし、感覚的には脱力であるし、多くの物事は主観によって語られるものであることから、ここでは寝覚めの脱力感と書くことにする。



寝覚めの脱力感。


午前6時。


朝日と早朝の空気に包まれ、一日のスタートダッシュを始める時間。


シャワーを浴び、衣服を整えて朝食を取る時間。


脱力感を脱ぎ捨て、覚醒を働かせる時間である。


しかし、今日の私はその脱力感を着込み、体を横たえ続けていた。


その由来の多くは絶望に類するものであり、後悔と悔恨に根ざすものでもあった。


昨日は18時に帰宅して早々に風呂に入った。


それほど暑い一日ではなかったが、身体の疲労が食事よりそれを優先させた。


風呂の43℃を内包し、ベッドに寝転がってYouTubeをつける。


暖房はもう長らくつけていない。


つけずとも布団の保温のみで熱を保てるくらいには世界は暖かかった。


夕食を取らなければならない。


デイリーをこなさなければならない。


布団を退け、染み入る脱力感から逃げ出さねば。


布団を




次第に意識が薄れ


外は晴る。


脱力感はまだ私に纏っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ