表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/129

3/26 カスを演出する


私の休日の過ごしはカスだと定評を得ている。


曰く、起きない、動かない、働かない。


まぁ、確かに?


朝早くに起きることなんてないし。


1日のうちベッドに上に15時間くらいいるし。


勤労なんてしないし?


とはいえこれが如何に怠惰と言われたとて私としても休日を謳歌した結果なわけで。


私が私たる所以こそが怠惰な訳で。


最近の活動量を考えれば、平均的には最早勤勉と言えるわけで。


布団に包まる。


薄いカーテンに透けて通る日光に照らされるヒーターが白く見える。


白く…


白く見え……


…いやアレホコリだな。


フィルターを掃除しなかったことと、しばらく起動してなかったことが相まってホコリを集めたらしい。


一度それが気になると、それにしか目がいかなくなる。


こんな部屋に住んでいて何の信憑性もないけど私は実は潔癖症なので。


見ないふりをしてそっと目を逸らす。


その横、YouTubeを垂れ流し続けているデスクトップPCのファンに目が映る。


冷却にために空気を吸い続けるファンには、ホコリが留まり続けていた。


…Oh


全てから目を背けて天を見つめる。


昼とはいえそれなりに暗い部屋の中はモニターの光で少しだけ変光する。


体を動かそうとして落としたキーボードがペットボトルと激突して弾けたような音が鳴る。


外から聞こえる雨の音も、流れ続けるYouTubeも、その裏で放置しているマイクラから流れる電動精錬機の高音も。


最高にカスを演出していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ