10/12 Digger観た
あんまり内容には触れてないですが、一応ネタバレ注意です。
Diggerみました。
全体的なまとめを敢えて述べるのであれば、叙述トリック映画って感じ。
少なくとも主人公に感情移入して観る映画ではない。
と言うかできないんじゃないでしょうか。
ただのミスでなければ、流れる作劇は信じられないほど緻密に主人公に取り憑いた観客の影を剥がしに来る。
都度都度。
トム・クルーズや、イニャリトゥ監督の“この映画で伝えたいのはコレ!”みたいなのは結構わかりやすく提示されますが、それがこの映画の本質的な部分ではない気がします。
風刺の効かせ方的に、「魚釣り遊び」のジョルジュ・ビゴーっぽく見せていて、その実やっていることは「赤い風船の少女」のバンクシーのやり方です。
資本主義と環境問題、あと映画業界についてのことをいろいろ風刺してたっぽいですが、私にはよくわかりませんでした。
内容が気になる方は、映画を見た上で偉い人の解説とか見たらいいんじゃないでしょうか。
別に面白くはなかったです。
ただ、素晴らしい映画ではありました。
それにしても、3DだかAIだか、それとも実際に作ったのかはわかりませんが、あの老けようとそれに伴う諸々の不快感が凄まじかったです。
みるからに作り物ではありましたが、私の知る姿とはだいぶかけ離れていて、初見時だいぶギョッとした覚えがあります。
画面から滲み出てくるような死臭、最終的にほんとに死んじゃうのは悲しいですが。
あの猫。




