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9/17 とうそう



自宅に戻る時の、配達員が私の後ろを歩く時の言い知れない緊張感というか、焦燥感というか、つまりは今あの配達員さんが持っているそのお荷物、もしや私のものではないでしょうね?そうであった場合、私は一度部屋に戻ってからチャイムを鳴らされてまた鉢合わせすることになるのですけど、そこらあたりの気まずさとか恥ずかしさはどう処理すればいいんでしょうかということである。


彼は手に箱を持ち、私の後ろで部屋番号を一つ一つ確かめている。


止まってくれと願う。


私の部屋に至るまでにチャイムを鳴らし、その荷物を家主に手渡してくれと願う。


部屋の数を数えながら、私の後ろをぴたりと付いてくる配達員。


付かず離れず、しかし部屋には入れてしまうくらいの距離。


超えてくれ。


私の部屋まで残り3部屋。


2部屋


1部屋。


配達員が私の後ろを通る。


勝った……!


勝利を胸に玄関のドアを開ける。


と、ドアの裏に立てかけていた傘が



傘があーあーあーあ


あ、

どうも

すみませn


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