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9/16 粘性


外気温が20℃を下回ろうとする中で、エアコンをつけようかつけまいか悩む時間が増える。


つけなくてもほとんど問題はない。


ある程度は換気されていて、人間1人分の熱が籠るにしても部屋の温度は25℃くらいで安定している。


別に暑くはない。


暑くはないが、暑くはないことが過ごしやすさに直結するかと言われればそういうわけでもない。


空気の粘性が増したような感覚。


外を振る雨が勢いを増してきたのもあるかもしれないが、動くごとに周囲がまとわりつく感覚。


例えば傍のコーラを飲む時、例えば傍のマウスを弄るとき、例えば傍のクッションを抱える時。


腕の動きに合わせて、空気が「ヌネ」であったり「ノネ」っとした動きをする。


「ヌメ」ではない。

それほどの湿度はない。


「ノネ」いや、やはり「ヌネ」である。


困った。


人はどんな快適な環境でも汗をかく。


それは凄まじく冷房の効いた部屋で面接中に、私の業界研究の浅さが透けそうになった時脇腹に流れた原因不明の滝汗が証明している。


そうであればたいして暑くもないのにエアコンをつけるのは損だ。


この間請求された電気代の額に比喩でも何でもなく白目を剥いたことが頭をよぎる。


しかし快適ではない。


面接終わりのフリータイムでこの環境はありえない。


幽霊の存在が頭に浮かぶ。


それが現れた時、周囲の温度は数℃下がるという。


いや下がったら下がったで寒いのだ。


9月中旬に寒がるのは何となく損な感がある。


心地いい環境があるのにわざわざ電気代払って寒がるのは馬鹿らしく感じる。


窓は開けられない。

外は雨が降っている。


詰んだ。


絶望した。

追記:除湿を27℃でかけました。

快適すぎて気づかず翌日までついていました。

絶望しました。

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