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4/30 かく語りき
せいぜい15分くらいの日々を積み重ねて生きている身としては、日の長さというのはさしたる問題ではない。
繰り返しは圧縮され、差分すらも忘れ去り、記憶の中の昨日は重なり合うほど遠く短く削れていく。
故に、今日の後悔も明日の展望も、過ぎ去ればそれは僅かな瞬きに過ぎない。
それが、たとえ午後は空きができたし、そろそろインセプションとか見たろと思ってたら血糖値スパイク由来の昼寝が思ったより長引いて、気づけば夜18時で、呻きながら起きあがろうとしたらVRゴーグルの充電ケーブル引っ掛けて顔面にクリーンヒットして、何これめっちゃ殴られ跡みたいになってんだけどこれどうすんのマジ
といった状況もいずれは記憶の奔流に流され消えていくので問題にならないということである。




