第3話: 届かない距離、近づく予感
[ストーリーは自作ですが、翻訳はAIの協力を得ています。]
(放課後、月白がサエキに声をかける)
月白: サエキ! これ。
サエキ: ん?
月白: 明日の午前10時、@@海浜公園の通りで待ち合わせね。
サエキ: あ……うん、了解。
(月白がスマホを差し出しながら)
月白: ほら、私のLINE。交換しよ。
サエキ: え? あ、うん……。
(LINEの連絡先を交換して)
サエキ: これが月白のアカウントか……。
(サエキがプロフィール写真を見て困惑する)
サエキ(M): なんだ、このトプ画……。
(飼い猫の顔が画面いっぱいに超拡大された写真だ)
月白: よし、これでオッケー! じゃ、また明日ね!
サエキ: ああ……また明日。
(サエキが家に帰り、自分の部屋に入る)
サエキ: なんだってんだよ……。友達になって初日なのに、もう二人で遊びに行くとか。しかも男女二人きりで……。
サエキ: あいつ、あの海の方で何する気だ? この時期に泳ぐわけないし。
(サエキがスマホで周辺情報を検索してみる)
サエキ: へえ……周りに遊べるところとか、屋台がいくつかあるのか。うーん……。
(サエキが思い直したように、ある人物に連絡を入れる)
クド: もしもし、シュン? お前が電話してくるなんて珍しいじゃん。どうした?
サエキ: サト(クド)……いや、実はさ。明日、月白と二人で遊びに行くことになって。
クド: ツキシロ? なんでお前があいつと?
サエキ: お? お前、月白のこと知ってんの?
クド: ああ、知ってるよ。前に俺に告白してきた相手だからな。
サエキ: あ……そうなんだ。
サエキ(M): 告白だって? 月白が? 中学の時は別の学校だったはずだしな……。
サエキ: あ、うん……その、なんか仲良くなっちゃってさ。
クド: へえ。で、電話してきた用件は?
(サエキが元気のない様子で視線を落とす)
サエキ: いや……男と女で二人きりって、さすがに気まずいんじゃないかって。それに、俺なんかがそんな経験していいのかなって思ってさ……。
クド: お前、どこか体でも悪いのか? 何言ってんだよ。
サエキ: 真面目に聞いてんだよ。
(数秒の沈黙が流れた後、クドが口を開く)
クド: 楽しんでこいよ。
サエキ: え? 楽しめって?
クド: そう、その状況を楽しめ。そんなチャンス、そうそう無いだろ? 心ゆくまで満喫してこい。
サエキ: 楽しむ、か……。まあ、ありがとな.
クド: あ、そうだ。ツキシロにさ、今度会ったら仲良くしようぜって伝えといて。
サエキ: ん? なんでだよ。
クド: いや、あいつに悪いことをしたわけじゃないんだけど……なんか、ちょっと気が引けるっていうか。じゃ、よろしくな。切るぞ。
サエキ: あ、おい……。
(サエキが呆然とスマホを見つめる)
サエキ(M): 本当に……相変わらず掴めない奴だな……。
(一方、月白の部屋)
月白: やったぁ~! サエキとLINE交換できたし、明日一緒におお出かけなんて、私ってば運が良すぎじゃない?
月白: さてと、明日はどこから回ろうかな? 何から食べよう? 迷っちゃうな……。今、サエキは何してるのかな? 明日のプランとか考えてくれてる?
(サエキはすでに爆睡している)
月白: あれ? もうこんな時間じゃん。今日はここまでにして、布団の中で考えよーっと。
(そして翌朝)
(サエキが目を覚ます)
サエキ: ふぁ~あ、よく寝た……。あ、やべ、今日約束あったわ。10時集合だから、今の時間は……9時30分。……終わったな。
(その時、月白から着信が入る)
サエキ: も、もしもし?
月白: サエキ、今どこ? もうすぐ10時だよ。
(サエキがスマホを持つ手を震わせ、上ずった声で答える)
サエキ: あ、あの……も、もうちょっとだけ待って……!
月白: なんでそんなに声震えてんの? 早く来てね、私もう着きそうだから。
(電話が切れ、サエキが急いで洗面所に駆け込んで顔を洗い、飛び出してくる)
サエキ: 服、服はどうする……!? さすがに女の子と出かけるのにこれはマズいか……。
(サエキが黒のパンツにパーカーを適当に羽織り、海岸まで全速力で猛ダッシュする)
月白: 今9時58分……まだ来てないのかな。
(遠くからサエキが走ってくるのが見える)
月白: あれ……サエキかな?
サエキ: はぁ……はぁ……っ! 月白……おはよ。俺、セーフ……だよな?
月白: もう、10時過ぎて来たら殴るなんて言ってないよ? なんでそんなに必死に走ってきたの。
サエキ: いや、だって……約束……したんだから、守るのが……普通だろ……。
サエキ(M): 息が上がってまともに喋れねぇ……。
月白: ふふ、うん、ありがと。とりあえず、あそこのトイレで顔でも洗ってきなよ。
サエキ: え? ああ、そうする……サンキュ。
(サエキが顔を洗って戻ってくる)
サエキ(M): よし、やっとすっきりした。汗もひいたし。
月白: さっぱりしたね、サエキ。
(月白がサエキを見つめながら、彼のパーカーのフードに手を伸ばす)
サエキ: な、何すんだよ?
月白: あ、フードがひっくり返ってたから。気になっちゃって直してあげたの。
(今度はサエキが月白を見つめる)
(サエキが月白の頭に手を伸ばし、髪を優しく撫でる)
(月白の顔が真っ赤になり、慌てて後ろに下がる)
月白: な……何すんのよ!? なんで急に頭触んの!?
サエキ: いや、アホ毛が立ってたから。気になって直してやっただけ。
月白: 私、コーム持ってるから! 言葉で言ってよ!
サエキ: あ、わりぃ……。嫌だったなら謝る。
月白(M): やっぱり……この人、不器用だけど変に優しいんだから……。
月白: もういいよ。じゃ、行こっか。
サエキ: おう、行こう。
(サエキが歩きながら、前をご機嫌で歩く月白の後ろ姿を見つめ、複雑な表情で考える)
サエキ(M): 仲良くなってまだ間もないのに……もう二人で出かけるなんて、これで合ってんのかな……。
(その時、笑顔で振り返った月白とバッチリ目が合う)
(サエキの顔が少し赤くなり、照れ隠しに不自然に笑う)
サエキ(M): ま、いっか。楽しもう、この状況を!
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