表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

56/92

051ワールドカフェ✳オープンスペーステクノロジー


 神宮橋セッション場一帯に球体魔法陣が現象化された。


 ターコイズ、ピンク、黄金色、白金色プラチナ透明色で彩られている。その光に触れると音楽に触れられ感じられる。


 その音色は心を澄ますときっと聴こえてくるはず――。実は澄まさなくても聴こえることもある――。



『球体魔法陣』から球が大きくなるかのように、やわらかい光がぐんぐんどんどんと広がり続けた。



♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  



「どの土にするー?」


「このクローバーがいいなー」


「ぜんぶ四つ葉のクローバーにしちゃおう」


「五つ葉とか八つ葉のクローバーとかミックスしない?」


 仮想空間の『球体フリースペース』外にいる私たち――はお白湯を呑んで一息ついた後、相談しながら地面を土にして、ホワイトクローバーを敷き詰めることにした。


 仮想空間スペースは現実でつくるシミュレーションでもあるのだ。水はけのよい土や土台に向いているとか、その場にあう土が望ましい。


『球体ホログラム』の脳内イメージでメニューのように実体化したいサービスを選択できるし、アレンジや望むイメージを創り出すこともできる。



「「「「「アーーーーース」」」」」



 私たちは詠唱しなくても出来上がるのにカッコつけながらそう叫んだ――。



 そこら一帯が透明な地面から土色に変わった。



「「「「「いでよ!クローーォバァーーーー」」」」」



 ホワイトクローバーが一面に広がった。シロツメクサもところどころ咲いている――。



 今、球体フリースペースは浮いていた。



「テーブルどんな感じに置く?テーブルでいいの?」



「テーブルでいいんじゃない?円形がいいわ」



「円環もーー」



「全員が繋がって座れるおっきな円環テーブルもいいわね」



「ワールドカフェやOST/オープンスペーステクノロジーみたいなテーブルはどう?」



「「「「「いいねぇ」」」」」




 ワールドカフェとオープンスペーステクノロジーはファシリテーション用語、ホールシステムアプローチで――


 概ね前者はカフェのようにできるだけリラ〜ックスした雰囲気の中で、テーマに集中したダイアログ――対話する。

 

 意見やアイデアが否定されずに尊重される基本的に安全な場でお互い耳と心を傾けます。


 つながりを意識しながら意見とアイデアそして気持ちもSync/シェアすることにより、生まれる場の一体感、共有感を味わえる。


 メンバーの組み合わせを変えながら、四~六人単位のグループ/サークルでアイデア意見交換、対話、時間と空間共有が続いて、まるで参加者全員が話し合ったり一緒にいるような効果――。


 参加者数は十数人から、千人以上でも可能なのです。



 後者は簡単に説明すると、可能なら車座/サークルになって座り、話し合いたいテーマを有志が提案する。提案されたテーマはサークルの中心にあり、似ているテーマはまとめていくつかテーマを決める。


 決まったテーマは壁など見やすく貼り、一覧できるようにする。テーマを話し合う場所を決めて、提案者以外は自由に移動する。提案者も進行中に可能なら移動していい。


 最後に話し合った結果や感想を模造紙に描いたりして、発表し全体の参加者とシェアリングする。



 ランチ、お食事テーブルに重きを置いて説明すると――


 グループで座れるまぁるいテーブルをいくつか配置して、お食事ランチ中におしゃべりしながら入れ替わりましょー。いろんな人と話せるし、みんなで話せた気にもなるわー。こんな感じ――。


 このアプローチは音楽――特にバンドやオーケストラの演奏、セッション、ジャム――他の分野でも活用――反映されているはず――。

 












 


 

 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ