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唯一青春物語  作者: クラブ34
148/149

会長杯8

球七中

1入江ヨウ

2久保井

3宏樹

4慶次

5入江昌利

6不二元

7昌明

8入江正人

9駿

10有史

11護

12鳴


リザーブFW 百合男、亮太

リザーブBK 亮一、基村、見越、糸渕



竜畑中

山縣監督、キャプテン小宮田、新田、銛



帯広中

キャプテン大翔、釧路



熊本ラグビースクール

武市、愛媛、甲良


前半同点直後のキックオフ。


ボールをキャッチした竜畑中新田の突進を宏樹と昌利で左右から挟み撃ちしてラックへ。


リズムを掴みたい竜畑中は小宮田が焦りを見せ逆にオフサイドの反則を犯す。


ペナルティを慶次が即座にリスタート。切り込み数人交わしたあとで裏に抜け出たウイング有史と繋ぐ。


駿にパスした後でリターンでまたボールを受け取る有史。さっきのお返しとばかりにフルバック銛をギリギリで振り切り端にトライを決めた。



その後も勢いが止まらない球七中は自軍ゴール前からウイング護が個人技で相手を置き去りにしてそのまま独走。最後は銛に捕まるも駿、正人とパスを繋いでゴール正面にトライ。


17対5で前半を折り返すと鳴、護が後半各1トライを加えて31対12で快勝。会長杯連覇を飾った。



「。。」


試合結果に声が出ない熊本ラグビースクールと帯広中メンバー。



武市「あれだけ苦戦した竜畑中の小宮田や新田が影を潜めた」


甲良「密集は球七の1番から5番全員が地味に仕事をこなした。穴がない。集散も早い」


大翔「竜畑中の一番の誤算は球七のバックスのディフェンス力だ。今日一度も抜かれてはいない。特に8番9番のジャッカルは驚異だ。一気に攻めからピンチに変わる」


釧路「あの9番は上背はないが俺が知っている中で一番守りが上手い。ラグビーの戦術も含めかなりカジっている」




号泣する竜畑中メンバー。選手一人一人に声をかけていく山縣監督も肩の震えが止まらないでいる。ゲーム中の最大26点差の悔しさが涙となってこぼれ落ちる。


松島「夏を乗り越えて強くなったのに!何で差が開いたんだ!!くそ!」


膝をつき地面を殴る松島。


得点ボードを見たまま固まっている新田と小宮田。


タオルをかぶりしゃがみこんで起き上がれない銛。


山縣監督「お前らはまだ道半ば。いずれ熊本の頂点に立ち追いかけられる男になる。自分を責めるな。自分を責めるほどお前達は強くない。負けたのは俺の責任だ。すまん」



球七中ベンチ


仲川監督「ぬしゃあ共!!今日の試合のざまは何だ!!気持ちが入っとらん!!竜畑中の反則の7を大きく上回る15の反則の多さはなんだ!!」


鳴・正人「くっ!!」


試合内容に唇を噛む球七中メンバー。





球七中ベンチの様子を脇で見ている東武中の青山監督と片岡。


片岡「快勝したのにずっと怒られてる。。」


青山監督「意識の違い。優勝を目指して練習してきた竜畑中。王者にふさわしいゲーム内容にこだわり練習してきた球七中。この差が今日の差だ」


片岡「監督。。俺をもっと鍛えてください」


青山監督「な、今なんて?」


片岡「もっともっと強くなりたい。お山の大将にはなりたくない」



それぞれの思いを胸に会長杯は幕を閉じた。熊本選抜発表の日まで残り3週間を切った。



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