リホームしただ
横穴に戻ることにしたオレは
辺りは暗いので、【属性】光 をマナに付与してみると懐中電灯の様に使えた。
横穴に入り考える
多少の雨なら大丈夫だと思うけど、嵐だと中に吹き込むかもしれないな、、、、
光の玉を天井に設置して内部を見渡す
なんとか嵐が来ても快適に過ごせる様にしたい
天井に 光 を使ってるけど
同時に 土 も使えるかな?
試しに小さな集まりに【属性】土 を付与してみる。 少し集中しないといけないみたいだが問題なく付与できた
が、発動すると消えた。
「空中に土のイメージが湧かなかったからかな?」
次に床に転がっている石に浸み込ませ
砕くイメージで発動させる
すると石は粉々に砕け散った。
そうしてオレは、横穴大改造をしていった
土の魔法はなかなか使い勝手がよく
砕く、固める、掘る、盛る等様々な事が出来た為
横穴はもはや部屋と言っても良い感じに改装できた。出入り口は小さくし、外に壁を付けて風が吹き込むのを防ぎ部屋全体を固めて補強した。
その間に風が強くなっていった
土魔法でテーブルとイスとベッドを作った所で
「今日はこんなもんだろう」と就寝した
◇ ◇ ◇ ◇
ゴーゴゴー ビューー
風の音で目が覚める
体を起こそうとすると
「イタタタタタタッ!」
身体中から痛みがおきる
石と土で作ったベッドで寝ていた為だ
「布団とクッションが欲しいな、、、コレじゃ猛反発ベッドだわ、、、、」
光魔法で照明を点けると、部屋の半分ほど濡れていた。入り口を見ると壁が半壊しているので補修する。
「 今日は外は無理だなあ、、、」
早々に外への探索を諦めた志恩は、前日に引き続き
土魔法で何か作れないかと考える
「つち、、、土かぁ、、!そうだ!土鍋があるじゃん!あと陶芸とかの皿やコップ‼︎」
完成すれば食事の調理手段が増え、少しは人間らしい食事が取れそうだと今日の目標を決める