自分不器用ですだ
昨日の貝を取り出し匂いを嗅ぐ、磯の匂いはするが腐った様な匂いはしないので即席ホットプレートで焼いて食べる
「アイテムボックス内は時間が止まるのか?」
携帯異世界転生物のテンプレだが非常に助かる
アイテムボックス内の貝が全滅していれば今日はメシ抜き確定になる所だ
食事を済ませ、土魔法で土鍋を作りだした
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
たまに外の土壁を修復し
外の様子を伺いながら作業に没頭していた結果
「あかん、、、どうやっても割れるわ」
元々器用ではなく制作知識もないままに適当に作った土鍋もどきは
水を入れると茶色に濁り、火にかけると割れる
かなり長い時間集中して制作をしていたので、
少し疲れていた志恩は、一旦諦め制作を辞める
周りに散乱した失敗作を砕き部屋の隅に捨てる
唯一使えそうな物は、岩に凹みを付けて磨いただけの石臼もどきだ
「もっと大きく作れば風呂になるな」
次は風呂を作ろうと決め、とりあえず石臼は洗濯桶がわりに使おうと、土弄りで埃まみれの服を石臼に入れ水に浸け込んだ
外はだいぶ風も弱まり普通の雨の状態
志恩はそのまま外に出て
「天然のシャワーだ!!」
埃まみれの身体を洗いながした
◇ ◇ ◇ ◇
外も暗くなったので食事の準備をするが気分が乗らない……
さすが連続貝オンリーの食事に嫌気がする
「米が食べたい…後、肉……」
貝を食べなからつぶやく
志恩は解っているのだ
米は難しいが肉なら可能だ
島を散策していた時に鳥や動物を何度か見かけ
長い間人が入っていない、この島なら罠や魔法を使えば比較的簡単に獲物をとれそうだと
しかし、実際に自分で動物を殺し其れを捌かねばならないと思うと、とても出来るとは思えなかった。
魚なら、なんとか捌けるか?
「明日には晴れそうだし魚を狙ってみよう!
取れなければ、また貝になりそうだけど…」
天気の回復を願って早めに寝る事にした




