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THE HERO  作者: ガイ
怪物
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12/13

11話 次の

pv200いきました。ありがとうございます。


11話 次の


俺とリョウは榊くんの車に乗って先にいつもの拠点に帰宅した。


蛇の怪物は後から克己にまかせた。


「なんか、ふさぎ込んでいますね」


車に乗ってからのリョウの様子を見て、榊くんは不思議に思っている。


まあ、当然だろう。


顔色も良くなく、樹海から戻ってきたから一言も喋っていないから。


「勝ったんですよね?」


「ああ」


「じゃあ何であんなに?」


俺は少し迷ったが、樹海で起きた事を話した。


「何をやらせてるんですか」


話が終わると榊君は俺に対して、怒り、突っかかってきた。


「まだ、高校生の子供ですよ。なのに、、、」


俺だってやらせたくはなかった。


まだ、リョウが怪物と認識していたのならまだ良かった。


が、あいつは人間と認識して行った。


やらせたくはなかった。


だが、


「俺はこれを機に降りてほしかった。あいつには」


「何を」


「元々こんな事を高校生の子供に託すようなことじゃない。いくら適合者がいないからって

な」


「そうですけど」


その後のケアだってしっかりとやるつもりだった。


だから、やめるといっても良かったんだが、


「大丈夫だよ」


「何がです?」


「立ち直るよ。今は色々考えてるだけさ」


「何を根拠に」


「勘かな」


榊君は少し納得がいっていない感じだ。


でも、あいつの目は覚悟を持っていた。


人殺しになる覚悟を。


だから、俺も決めた。


あいつでいくと。


--------------------------------------------------


やったな、、、


初めての戦いに俺は勝利はした。


だが、、、


悔いはない。


と、言い切る事はできない。


でも、俺が決めたことだ。


車の中でもそんな事をずっと考えていた。


いい加減グチグチ考えるのはやめよう。


決めたんだから。


バッン!!


俺は顔を両手で思いっきり叩いき、立ち上がった。


「次はどうするんですか?」


俺は近くにいた鷲尾さんに聞いた。


「もういいのか?」


俺はその問いに対して力強く頷いた。


「なら、しばらく休んでくれ。30分程で到着するはずだから」


「はい」


俺は再び座った。


--------------------------------------------------


「へーここが、意外と綺麗」


30分程経つとサイさんが拠点へと来た。


「できたのか?」


「はい、時間がそんなになかったので、簡単にですが」


そう言いながらポケットから、ディスクを取り出した。


そのまま、俺に渡してきた。


「楠、さっそく試していこう」


「確か、地面を操ってたよな」


「はい」


蛇の怪物は樹海の中で地面を操って、攻撃や防御をしていた。


十中八九、能力は"地面を操る"だろ。


パット考えるだけでも強そうな能力だ。


「なら、外で試してみるか」


--------------------------------------------------


「で、どうだ?」


「予想通りですね。範囲はそんなに広くないですけど」


能力は予想通り"地面を操る"だった。


「それで、他には何かできそうか」


「いいえ、特には」


「そうか」


"硬化"の能力は自分の体を単に硬くするだけではなく、相手や地面にまで繁栄されていた。


そのことを加味してるのだろうが、今回は特になさそうだ。


「それで、扱えそうか?」


「はい、なんとか」


色々、操作するのは少し難しく、流暢に操作はできない。


蛇の怪物のように形作って何かはできないが、不細工な形でならできる。


だから、なんとかはなるだろう。


「怪我は本当に大丈夫なんだな?」


「はい、問題ないです」


アザや擦り傷は多少あるが、体は動き、痛みもない。


問題はない。


「うーん」


鷲尾さんは少し悩んではいたが、


「だったら、悪いが明日にはまた戦ってもらうがいいか?」


俺を戦わせることを決断した。


俺も問題なかったため、


「はい、大丈夫です」


「なら、そうしよう」


そして、次の戦いが決まり、俺達は再び部屋へと戻った。


--------------------------------------------------


「次の怪人はコイツだ」


そう言いながら写真を見せてきた。


写真の怪人はねじ曲がっている角を持っていた。


「今度は羊だ」


言われれば、そうかもしれないが、羊のような可愛らしい姿ではない。


「本当はもう少し置いときたかったんだが、少し危ない動きが出てききたみたいでな。被害

がでる前になんとかしたいんだ」


蛇は放っておいても被害はでないと判断していたが、今回はそうもいってられない状態にな

ったみたいだ。


「大丈夫ですよ、俺はいつでも準備できてるんで」


「そうか、なら明日だ」


一息置いてから、


「はい」


返事をした。


鷲尾さんはさらに封筒を取り出し、


「とりあえず、前情報としてコイツの能力は大体わかっている」


まじか、これはでかいんじゃないか。


「おそらく風が関係している能力だと考えている」


「考えているってことは確定ではない?」


「ああ、見つけた時の話からの推測だからな。だが、奴の周りに異常な風が発生したことか

ら十中八九そうだろう」


なるほど。


風って、これはまた強そうな能力があらわれたな。


「できれば、もっと力をつけてからやりたかったんだが」


まあ、聞いただけだと凄く強そうな能力だもんな。


多分、鷲尾さんたちは俺が色んな能力や純粋に強くなったらやらせようとしていたのだろう。


でも、放っておける理由がなく、わざわざ相手に強能力を渡すわけにはいかない。


その判断からだろう。


「大丈夫っす、俺は勝つんで」


「ああ、頼むぞ。とりあえず、ここにおびき寄せるからお前はここに待機しといてくれ」


そう説明しながら、地図を指さした。


「わかりました」


--------------------------------------------------


<次の日>


俺は指定された場所に待機していた。


そして、鷲尾さんが言ったとおりに目の前に写真でみた羊の怪人が現れた。


すごいな、どうやったんだ。


まあ、いいか。


「フッ」


俺は息を思いっきり吐きだし。


やるぞ。



次回は多分来週中です。

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