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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
84/124

小学校編 84時間目

小説家志望なこともあって意外と頭の中では喋ってます!


※こうき視点

「おっ、男子はみんな騎馬組めたみたいね。」

『高井先生!』

「女子はまだかかりそうだから、先に作戦とか練習とかしてていいよ。」

『分かりました!』


「じゃあ俺たち、まず全員騎馬組んでそれぞれどんな感じか見て、作戦立てる……?」

「は〜い!とうりにさんせ〜い!」

「じゃあやろうぜ!」

「……だな……。」



―――――――――――――――――――――――――――



「ひっ……い、威圧感が……やばい……」

「あすか震えないでよ。俺落ちるんだけど。」

「くおんごめん……でも……」

「あすか残念だけどあれ多分素だよ。」

「だよね……。普段からあんな感じだけどまとまるとやっぱり凄いね……。」

「もうやだぁぁぁ。怖くて動けない……。」

「あすか前なんだからしっかり!」

「そうだよ!あすかが頑張らないと!」

「そもそも俺らチームなんだけどね……敵は別にいるのに」

「みなとそういう問題じゃないの!!」



―――――――――――――――――――――――――――



「とうり、大丈夫そ?」

「うん!俺は大丈夫!でも……」

プルプルブルブルプルプルブルブル

「ああ……やっぱりね……」

「こ、こわい……」

「む、むり……」

「ゆうもあやも落ち着け。別に俺らが戦うわけじゃないんだから。」

「そうだよ!同じ仲間なんだから!ほらみて!たいよう達みんなニコニコしてる!」

「ひぃっ……笑顔が怖いよ……」

「殺される……」

「なんで!?」



―――――――――――――――――――――――――――



「なんであいつらあんなに震えてんだ?」

「俺ら主導権握る以外何もしないって決めたじゃん〜なんで〜?」

「困ったねー。」

「……だな……。」


……なぜ怖がるのか意味不明……。


「きっと笑顔が足りないんだよ!よくあるじゃん!漫画でも!」

「ちょっとニコニコしてみる?」

「そうだな。それがいいかも。」

「そうだね!」


……ニコニコ……。……あってるかな……。


「えっ……。なんかみんな震え酷くなってない?」

「なんで!!?」


……なぜだ……。……俺は精一杯やったぞ……。


「お前ら笑顔怖いんだよ!もっと自然に!」

「たいよう!そう言われてもさ!俺ら自然に笑ってるって!」

「れんの言う通りだ!俺ら普段から割と笑ってるだろ!……こうき以外は……。」


……!?……。


「ああ!分かっちゃった。こうきの笑顔があまりにも怖すぎるんじゃないの〜??」

「おい!たいし達!こうきの笑顔チェック頼む!」

「任せて!!ほら!笑顔笑顔!」

「笑ってごらーん?」

「リラックスして。」

「ニコって!」


……ニコ……。


『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』


……なぜ……。


「ええ!?そんな怖いの!?」

「たいしだけじゃなくけいにるるにかいとまで!?」

「これは後で見せてもらわないといけないね。」


……別におかしな所は無いはずだ……。……解せぬ……。


「ぜったいこうきの笑顔のせいだね〜!」

「たいし達まだ固まってるぞ?」

「こうきの笑顔恐るべしだな。」


……そんな酷かったのか……。


「まあ、俺らの笑顔は大丈夫だったってことで!みんなに笑顔送っとこ〜」

「俺も、別に割といつも笑顔だしな。」

「俺もそうだね。」


……ん……?……俺じゃなくても震えてないか……?


「ええ!?なんで!?」

「俺らまで!?」

「なぜ!!??」


……俺以外にも非ありだな……。

〈北条まい〉

とっても優しい女の子。毎日ミュージカルなどのお稽古で忙しい。両親はとっても厳しく、休む時間がほとんどない。昔は歌って踊ることが大好きだったが、今はあまり好きではなくなってしまった。現在は子役として多数のミュージカルにも出演している。

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