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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
37/124

小学校編 37時間目

※あすか視点

ぬわぁぁぁ。あんな所で大声出して、絶対変なやつだと思われたっ……。

ちょっと前髪直しに行くか……。トイレ行きたくねぇぇ……。ある種PTSDだよ。


「あすか!大丈夫?」

「あ、りょう。全然大丈夫。」

「目、痛むの?保健室行かなくて大丈夫?」

「目は、痛まないんだ。大丈夫だよ。」

「え、そうなの?ならよかった。心配したんだよ。」

「お前良い奴だよな。お前さ、もしとんでもない秘密知っちゃったらどうする?」


なんで俺こんなこと聞いてんだよ。


「ええっ……。うーん、俺、誰にも言えないかな。でももしかしたら、自分が危ない目にあう時なら怖くなっちゃって咄嗟に誰かに助けを求めちゃうかも。」

「そっか……。」


今回のことは、俺は関係ないし……。やっぱ黙っとくのが1番かな。

てかそもそもりょうだったら秘密ってことすら気づかない可能性ある気がする……。

俺なんでこいつに聞いたんだよ。まあでも、思ってたよりちゃんと答えてくれたけど。


「どうしたの?」

「いやごめん、結構酷いこと考えてた」

「……えっ。」

「謝っとくわ。ごめん。」

「いや……大丈夫だよ。」


あぁぁぁぁぁ。もう、俺どうしたらいいんだぁぁ!!



―――――――――――――――――――――――――――



「あ、あすか。大丈夫だった?」

「いや俺、別に体調悪いわけじゃないし、目も痛くないから大丈夫。」

「ほんと!よかったー!」


とうりってほんといい子だよな。泣けてきたよ。


「みんなおはよー。朝から集まってどうしたの?」

「あ、みなとおはよ。」


みなとも良い奴なんだよなぁぁ。

っていうかこっちの人たちみんないい人すぎて……。

あっちの人たちはみんな怖い……。

俺の事あすかちゃんとか呼ぶし!!


「おはよー」

「お!くおん!おはよー。今日遅いな。どうかしたのか?」

「寝坊しちゃってさ。間に合ってよかった。」

「いや全然まだ時間あるって」

「ゆうとあやはまだ来てない?」

「さっき街頭指導だって、あすか達が来るちょっと前にすれ違ったよ。」

「え、まじ?俺ちょうど会えなかったかも。」

「俺もー会えてない。」


ゆうとあやは毎日偉いな……!雨の日も雪の日も街頭指導なんて!!委員会頑張ってて偉い!!


それに比べて俺は……。朝から大失敗だよ……。

〈雨宮みなと〉

歌がめちゃくちゃ上手な心優しい子。漢字が苦手で極度の運動音痴。

赤ん坊の時から施設で育ち、そこの先生からギターを習った。

同じ施設で育ったみゆは、妹のような存在らしい。

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