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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
32/124

小学校編 32時間目

※けい視点

「そういえば今日、結局一度もりくととかとうり、ましてや女子になんて会ってないけど本当に一緒に住んでるの?」


確かに会ってないな。


「あいつらなら、多分部屋にいると思うぞ。」

「俺らに会いたくないんだよ。きっと。」

「……8対2……。」

「あ、夕食とかの時間もずらしてもらってるから、会う心配はないよ。いつもは一緒だけどね。」

「りくとはまあいいけど、現時点で4対2だから、とうりには申し訳ねえよな。」

「とうりくん基本可愛い感じだからね〜」

「……とうり可哀想……。」


とうりには同情するよ……。


「って、噂をすれば何とかってやつじゃない?」

「かいとどうしたの?わわっ……。漫画並のタイミング……。」

「とうりくんじゃ〜ん!今ちょうど、とうりくんの話してたんだよ〜」


すごいタイミングだな。


「え、ええ!?お、俺の話……?」

「とうりが可愛いって話だよー。」

「げ、可愛い……」

「お前ら、とうりに可愛いはダメだぞ」

「げげげ、りくとじゃ〜ん」


こっちも出てくんのかよ…。


「おい!りくと!!どういうつもりだよ!!」


たいし……。


「ちょっとたいし落ち着いて。」

「まあ落ち着けって。」

「落ち着けないよ!!」

「……どういうつもりって?」

「そのままの意味だよ!たいようの家で一緒に住んでるって……」

「それは、お前に説明する義理もない。」

「はぁ!?」

「落ち着けって。」

「ていうか俺、そんなこと話しに来たんじゃないんだけど?」

「な!!?」

「ん?なにか俺らに用あった?」

「ああ。すみれさん達が夜ご飯の準備出来てるから呼んで来いって。」

「おっけ〜ありがと。」

「……お腹空いた……。」

「やったー!お前らもう食べたよな?今日なんだった?」


こいつら……前よりどこか仲良くなってないか……!?気づかなかったことにしておくか……。


「むぅっ!!」

「はい、たいしもそこまで。」

「けいぃ……。」

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