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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
3/124

小学校編 3時間目

※もも視点

なんだかんだで教室に着いた私たち。

「おはようございま…」


「おい!おまえそれどういう意味だよ!!」

「そのままの意味だけどー?」


な、なにごとー!!?


「ちょっと、何してんの!?」


さ、さな!?


「わあ、そういえば同じクラスだったよね、よろしく、さなちゃん。……そんな目で見ないでよ。」

「新学期早々喧嘩とかやめて欲しいんですけど」

「まあまあ……」

「まあまあじゃないでしょ!あなたも何か言ったらどうなの!?」

「ごめん……」


「さなちゃんりくとくん謝らせちゃったよぉぉ」

「あんなに関わりたくないって言ってたのに……大丈夫かな?」

「心配すぎるよぉぉ。目付けられないといいけど……」


わたしも心配すぎる……

けど、怖すぎるよ……


「ももちゃんどうしよぉぉぉ」

「ええ!?あわわわわわ」

「さなのことみんなでなだめに行く?」

「ふえ!?う、うん……!」


ええー!?わたし、だ、大丈夫かな……


「ちょ、ちょっと!お、落ち着いて…!」

「うんうん、さな、一旦落ち着こう」


わ、わたしも!


「あ、あの!ま、まあみなさん落ち着いて()()()()()

()()()()()て、そんな怖がんなくてもいいんじゃない?怖がらせちゃってごめんね。」

「す、すみません!決してそんな、怖がってなどいませんのでお気になさらず……」

「あ、君もしかして向井病院の向井ももちゃん?」


へ!?ええええええ!?

〈山本さな〉

学級委員長。真っ直ぐで優しい心の持ち主。父が心配性すぎて様々な武術を身につけられてきた。

一見美人で優しそうなお姉さんなので、学年1モテている。しかし本人は誰かと付き合う気はないそう。

根っからの腐女子でダメだとは分かっていても良く想像している。

たいよう達がふざけ過ぎた時に叱ってくれるみんなのお母さん的存在でもある。だが本人は、自分が生まれた時に母が亡くなってしまったため、母という存在に出会ったことがない。

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