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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
16/124

小学校編 16時間目

※とうり視点

お、おいしかったー!!


「皆様、お風呂のご準備出来ておりますので、是非お入りくださいな。」

「吉沢家は本邸にも別邸にも大浴場があるですよ!皆様も是非堪能してくださいね。男女はもちろん別れておりますので、皆様ご安心くださいね!」


楽しみー!!


「たいよう、ちょっと……」

「……わかってる」


???


「じゃあ男子勢は男子勢で楽しんできてね!」

「うん!」


お風呂お風呂ー!!

うわー!!すごい!!こんなのがお家にあるなんて凄すぎる!!


「悔しいけどすごい……」

「何に悔しがってんの?これ作ったの俺じゃないし悔しがる必要なくない?」

「……確かに」


なんだかんだ仲良くなってきてる気がする……!俺も嬉しいな!


「とうりどうかした?」

「ううん!なんでもない!」



―――入浴中―――



「と・う・りくーん お背中流しましょうか!」

「ええ!?」

「おい!」

「ついでだから君のも流してあげるよ」

「いい!や、やめろー!!!」

「⋯⋯⋯」

「何ベタベタ触ってるんだよ!!」

「あ、ごめん」


どうかしたのかな……??



―――――――――――――――――――――――――――――



「ふわー!気持ちよかったー!」

「ふふっ、喜んでくれて何よりだよ」

「おまえにベタベタ触られたのが気持ち悪くて結局2回も洗うことになったんだからな!」

「あ、ああうん。ごめんごめん」

「ねえやっぱりどうかした?」

「え、!?いや……なんでもないよ!」


やっぱりなんか変だよ……どうしたんだろ……


「ちょっと俺、父さんのとこ行ってくるね」

「う、うん!」

「あいつなんかおかしくないか?」

「だ、だよね!どうかしたのかな……」

「⋯⋯⋯」


りくとも考え込んじゃってる……

あわわわわわどうなるんだろ……


彼らはまだこの後あんなことになるなんて知る由もなかったのでした。

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