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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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4話

倉庫のような場所から出たは良いが、ほんのついさっきまで明かりがついていたはずの廊下は真っ暗だった。


片付けや人が全員出ていっての閉館にしては、早すぎる。驚きはしたももの、ドアを背にじっと暗闇を見ていると、目も慣れてきた。


「ビンゴ…って事かしらね」


むつは、ニット帽を取って鞄に突っ込むと、ドアの前からゆっくりと壁の方に移動した。そして壁を背にして、足音をたてないようにじりじりと移動していく。


何が起きてるのか把握しきれないむつは、とりあえず外に出る事だけを考えていた。本来なら情報収集をして、怪異の原因を突き止めるべきだが。


ポケットにも鞄にも札は入っていない。ただの調査だからと、気を抜いていた事は否めない。

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