シェリーの日常4
母「まったくあなたはどうして余計な事ばかりするのかしらね。本当に私の子か、疑ってしまいたいぐらいだわ。」
シェリー「自分だって私の部屋にノックも無しに入ってくるくせに、私の溜めていたコレクション勝手に捨てるし、私が失敗したことをずっと言い続けるし。」ブツブツ
母「まぁ、反抗期かしらいや~ねまだ小さいくせに妙に大人ぶって。やはり冒険者なんて野蛮な職に憧れてしまったのがいけなかったのかしら。」
シェリー「冒険者の何がいけないの!かっこいいじゃん!あこがれるじゃん!たのしそうじゃん!」プンプン
母「ほんと、男の子みたいなこと言って大体女性は淑やかな生き物よ。そういう野蛮なことは男性に任せるのに一番よ、それに目指してなる職業とはかけ離れているわよ。ああゆう職に就くのは一攫千金を夢見る餓鬼か、借金を抱えている中年男とか、暴れる事しか脳の無い男とかがなるのよ。とてもシェリーの夢見る冒険者ライフとはかけ離れているわよ。」
シェリー「何ぉー、きっとそういう事を言うのは冒険者になったことのない一般人が偏見でいったことに違いない。本当は夢と希望があふれた冒険者ライフに決まっている。」ドヤァ
母「たとえ、冒険者になっても女性には向かない職業よ。野蛮な奴らが多いから痴漢やら、強盗やら、多いらしいし・・・・・シェリーならコロッと騙されていつの間にか食べられちゃってしまうかもねえ」ニヤニヤ
シェリー「な、なんと冒険者の中には人を食らってしまう人がいるの?た、確かに私なんてペロッて食べられてしまう、今のうちに食べられないように匂いがきつい花やキノコを集めなければ」オロオロ
母「嫌、違うからそういう意味じゃないから」
シェリー「? ではどういう意味なのおかあさん?」
母「・・・・・・・あんたの将来が心配だわ。それに今集めてどうするの冒険者になるのはまだまだ先の話でしょ。」
シャリー「備えあれば大丈夫♪って東の国の言葉にあったよ。今のうちに集めておけばいざという時に無くても探さずに済むよ」
母「そんな感じだったかしら、だいぶ改変されてるような」
シャリー「おかあさん。そんなことも知らないの、常識だよ」プークスクス
母「知ってるわよ、そのぐらい。おかあさんはシェリーより長く生きているから色々な知識を知っているのよ。」
シェリー「でも、胸は変わらすと。」カキカキ
母「シ・ェ・リ・ー」イライラ
シェリー「ひっ、ごごめんなさいーーー!!!」
おかあさんに東の国伝統の謝罪術「土・下・座」を炸裂させ、なんとか許してもらうとする。おかあさんは見た目優しそうに見えるけど怒るとまるで夢にまで出てきそうな恐ろしい顔に変わってしまい、謝るしかなくなる。まったく、おかあさんはおっかないぜ。
母「シェリー。私は夕飯の支度をするので留守番お願いね。くれぐれも私のごちそうに触れちゃだめよ。もし触れたら、二週間ごはん抜きだからね。」
シェリー「了解です。け、けして触れたりしません。いい子で待っています。な、なので今日の晩御飯だけでも恵んではくれませんか?」ウルウル
母「・・・・・・・・はぁ~。分かったわよ。今日だけ特別よ。」
シェリー「い~~~~やっふううぅぅぅぅぅぅ。やった、ありがとうございます。いや~、言えばどうにかなるものですね。まったくチョロいな」ウキウキ
母「夕飯抜きにするぞ。クソガキ。」
シェリー「なさけおかけていただきしごくきょうえつのきわみでございますこのごおんはけしてわすれませんどうかなにごともないようにぶじをねがっております。」
母「まったく調子に乗るとすぐボロを出すんだから。」
おかあさんは夕食づくりを行うにあたり、まず近くの森に入り山菜やキノコを採りに行く。市場で買えればいいが今はお金も少ないため森の方で生えている物を収穫する。数こそ少ないがいい出来の物の偶に混じっているのでいいこと尽くしだが、最近無許可で山菜やキノコを大量に収穫して売りさばく悪質な人も増えてきているので全然取れないことあり、迷惑しています。えっ、自分たちは大丈夫かって大丈夫ですよ、許可だってちゃんととって・・・・・・・るよね?たぶん、大丈夫です。ええ、大丈夫ですとも。そんな曖昧なことで大丈夫かって大丈夫ですよ、そういう時は東の国ではこう言うのが定番ですから「バレなければ犯罪じゃないですよ」・・・・・・・・でもバレたら犯罪なんですよね。ええ~い、あとで確認しますから許してください(汗)。
母「あ、そうだ。シェリー!留守番ついでにおばあちゃんの世話もよろしく!この時間は寝てると思うけど起きていたら話し相手にでもなってあげて。」
シェリー「OK!任せおいてよ。私もおばあちゃんの話大好きだし、まだ続き聞きたいから全然OK。」
母「じゃあ、頼んだわよ。」
そういっておかあさんは山の方に行きました。私はすぐさまおばあちゃんの部屋に行き、おばあちゃんの様子を見に行きました。おばあちゃんは寝たきりの生活でいつも天井とにらめっこしています。おばあちゃんはよく自分の昔話をおかあさんに言います。昔はああでね、いまではこうなったなあということを永遠と繰り返しているからおかあさんは飽きてすぐに寝かしつけようとします。私もおばあちゃんの話し相手にされることもありますが、おばあちゃんが体験した話は私に夢と希望を持たせてくれるものばかりでどんどんぬめり組んでいった。おばあちゃんは若かれし時冒険者として色々な国を見てきて、様々なものと戦い、仲間との助け合い、お宝を見つけた時の嬉しさなど話を聞き、私も冒険者として旅をしてみたいと思ったから冒険者を目指しているのだ。




