表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界からの現代社会に転生しました。  作者: ヘッジホッグ
3章 小学生になりました。
49/54

49話 ~銀光のスライムと三人の精霊契約・湖畔の奇跡!~

湖のほとりに辿り着いた俺たちの目に飛び込んできたのは、水面から立ち上る淡い光の粒と、その中心でゆらゆらと揺れる美しい女性の姿をした湖の精霊だった。  さらにその足元には、お婆さんの言っていた「ラオルフィア」がまるで宝箱を広げたように群生し、その中央に、まるで月の欠片が地上に落ちたかのような、銀色に輝くスライムが鎮座していたのだ。


「 ……凄い。 まるで、神話の世界ね 」


「 ああ、これほど高濃度の魔素が安定している場所は珍しいぞ。 」


「 おい! あの精霊、俺たちを見て笑ってるぜ! 」


 ソルダードが指差した先で、湖の精霊が優しく微笑みながら手を差し伸べてきた。  俺たちが導かれるようにその手を取ると、温かな光が体を包み込み、頭の中に直接澄んだ声が響いた。


『 稀なる魂を持つ者たちよ。 この地の安寧を守る約束と共に、我らの力を貸し与えましょう…… 』


 その瞬間、俺のロングソードには清廉な水流の紋章が浮かび、ソフィアの弓には追い風を纏う緑の光が、そしてソルダードの両拳には、激しく燃え盛る火の揺らぎが宿った。  三人同時に、この世界での精霊契約が結ばれたのだ!  さらに不思議なことに、あの銀色のスライムがプルプルと震えながら俺たちの後を追うように近づいてきた。


「 こいつも、俺たちの仲間になりたいのか? 」


「 かもしれないな。 どうやら俺たちの『一時間の辛抱』は、精霊たちにまで届いていたらしい。 」


 俺たちは精霊の祝福を受けた薬草を丁寧に摘み取り、銀色のスライムを連れて、進化した姿で村への帰路につくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ