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崩れた世界で君と踊る  作者: 物好 林檎
異世界への誘い
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月と太陽の調べ

初めましての方ははじめまして!

っていっても投稿初めてですけどね!

前垢でパスワード忘れてたらたらと戻ってきました…

セカオドはマンガ化する予定だったのでセリフ多かったりバトルシーンがものすごく細かかったり…。作者は絵を書くのが好きなのでみんなの絵を描きますよ!ちまちま投稿させてもらおうと思ってます!いご、よろしくお願いします!

20XX年 10月X日。 満月が美しく、よく星が見えた日。

これは怪奇現象なのでは。と、恐れられた日。

満月と天の川は滅多に一緒には見れない。

これは、とても不思議な事だ。朝から夜。学校にも行きたくなくなるような、空。上を見上げると、大きな満月。大きな天の川、展望台に乗らなくても見える。そんな日だった。不思議な世界に迷い込んだのは。


「兄様、今日は久しく満月ですね。でも不思議。何故、こんなに暗いのですか?朝から…。」


「それは、うーん。神様が決めることだから。」


俺らは小さい。神にとってはアリよりも小さな存在。でも、みんな神から授かった子なのだ。俺らは神を尊敬している。そして、信じている。親がなかった俺ら双子…。俺と妹を、協会は何も言わずに歓迎してくれた。ボロボロだった俺らを…。でも、そこは奇妙なくらいに不自由なことはなかった。


「早く学校に行かないと…。始まっちゃいますね。…にしても、凄く大きな満月。手が届きそうです。」


妹が手を伸ばす。すると、生まれた時からの紋章が光った。


「カジータが怒るぞー、遅れたらー。…なぁルナ、お前の紋章の、月の形、どんどん歪になってないか?」


紹介が遅れたけど、俺はルイ・デネージ。妹は、ルナ・デネージ。

双子の兄妹で、普通の高校生。俺らは生まれた頃から、手に紋章が入っている。刺青みたいなやつで、これは取れない。呪い、と言われていじめられたことの一つの原因だ。


「そんなこと言ったら、兄様の太陽の形も、どんどん広がってる…。」


学校につく頃、俺らの紋章はどんどんと広がっていった。

この予測できない空に、不安を覚えながら教室に行く。


「兄様兄様、今日は星の観察に行くらしいです。学校上の展望台らしいです。」


「カジータに怒られないな!よし、展望台に行くとするか。」


学校の上には、不思議と思うかもしれないが展望台がある。

よく遠くまで見えるような望遠鏡がついている。


「…に、兄様、一番乗りですね。」


誰もいない静けさと、謎に広がる雲。

何かと前兆かと思ったが、特に何も起こらなかった。


少し地盤が緩む地震は日々起こる。

_まさか、こんなことになるなんて、思ってもいなかった。


「?!、兄様、なんか揺れてますよ?!」


「いつもの地震だろ?気にしなくても、」


言葉の途中で大きな揺れを感じ、展望台からは逃げると危険だったため、その場でしゃがみ込んだ。


「ねぇ、いつもと違うよ、兄様。」


「建物が崩れ始めてるっ、先生達は?!」


避難してるといい、そう言いかける瞬間に、建物が大きく崩れた。俺達は真っ逆さま、上にいたので下敷きにならずにはすんだが、下に降りると、まるで今まで住んでたのが嘘になるような光景を待ち受けていた。


「っ、…な、なんでいきなり」


「空の色、星の数、…そして満月。何か、関わってくるのですか?雲の形からしたら、とても長いですし。」


いい推理をしてくる妹は自慢のひとつだ。いつもの事だけれど。

ボロボロになったこの世界で、一番大切だった場所へと駆ける。


「神父さん!大丈夫ですか!神父さん…!」


「目を開けてください…っ、返事をしてくださいっ…」


叶わなかったとしても、恩人である神父さんになにかしてあげられたら良かったのに…。俺らは涙が止まらなかった。


なぜ人間はこんなに弱いのだろう。神は、何故こんなことをしたのだろう…。人は生き返らない。教えの元、復唱してきたのに…諦められないなんて。


『人間はひ弱のう。』


遠くから聞こえた、悪魔のような声。


「誰だ!、返事をしろっ。」


影はすぐ消えたが、声は聞こえていた。

よく聞くと、そう、…神のような、神々しい声。


「我が名はゼウス、全知全能の神。」


「ゼウス…うっ?!って、ギリシャ神話のっ…」


過去に授業で習ったことがある。まさかとは思うけど…。

そんなわけ…_。


浮かれ気分で考えていると、グラグラとまた揺れだした。


「デメテルがまた怒っておる…。君たちは選ばれたんだ、今世紀に1度の、使者にな。さぁ、来るんだ。」


「わ、わけ分かりません!何故ついて行かねばならないのですか!…ここはどうなるんですか!」


ルナは、崩れた協会の後を見ながら、そして神父さんの亡骸を見つつ、涙ながらもゼウスに反論する。


「…お前らは必要な存在な上、我らの世界に必要なのだ。すまないが…。」

 

 突然光ると、俺とルナは、不思議な世界に踏み入れていた。

 全くの別物で、天変地異でも起きたのか。もしくは、自分たちが狂ってしまったのか…。そう考えたが、隣に駆け寄ってきた妹は正常だった。

 

 「に、兄様、私…生きてますか?」

 

 「あぁ、生きてるとも…。でも、ここはいったい?」

 

 キョロキョロとあたりを見回してみると、近くに金髪美形のショートカットの女性が立っていた。服装も堅そうで、気が強そうな人だった。

 

 「あの、すみません…これどういう…_」

 

 「…動くな。」

 

 俺は突然、金色に輝く槍を突きつけられ、生憎混乱してしまった。

 迫力のある目と、気迫。まさに異人の域だった。

 

 「…あ、あの」

 

 「動くなと言ったはずだ」

 

 口が辛めの金髪の女性…神様っぽい服装きてるけど…。これ俺殺されちゃうかな…。まだ死にたくねぇなぁ。

 

 「兄様から離れなさい、この外道…っ」

 

 言葉を最後まで発するまもなく、1秒もかからずにルナの前に立った。この硬い装備でよく動けるな。それにしても、ここに来てからものすごく体が軽い。空でも飛べそうだ。

 

 「っ、あなたはいったい…?」

 

 不思議そうに焦っているルナと、黒く微笑むような女性…。すると、後ろから威厳のある銀髪碧眼の、身につけるものはすべて金出てきている男性が、近寄ってきた。

 

 「アテナ、落ち着け。」

 

 「…ゼウス。すまない。取り乱した。」

 

 ゼウス(?)に指導されると、アテナと呼ばれるこの女性は、先ほどの持ち場についた。一体なんだったんだろうか。気になるけど気にしないでおこう。

 

 「アテナ…。それは、知恵・工芸・戦略の神である。戦争の知略を司り、都市の守護神でもある。」

 

 まさか、だとは思うけれど。周りの人達見ればわかるけど、俺とルナはすごい浮いてる。服の面でも。色々な面でも…。それと、ここに来てから紋章が物凄く光ってる。なんだろうか。不思議でならない。

 

 「…才能、劣化された者と、そうではない者。」

 

 劣化されたもの?ってどういう事だろうか。俺って…まさか才能ないの?ルナがないわけないし…な。

 

 「紋章を見せてくれるか。」 

 

 紋章…これか。“呪いの”紋章。これは生まれつきあったし、何も変わりないと思う…いや、でもひかったのは初めてかもしれんな。…それにしても、ゼウスは手の紋章をじっくりと見て離さない。

 

 「ちょっとゼウス!なんで女の子の手を触ってるの!」

 

 没頭していたゼウスに話しかけたのは、禍々しいが、男なら誰しも目に止めてしまうほど美人な女性だった。スタイル抜群…。

 

 「…、坊や…いい顔ね」

 

  「んぐ!?」

 

 頬をきゅっとやられて、凄く恥ずかしくなった。『いい顔ね』なんて言われたら…男だったら誰しもにやけてしまう。あと、髪の毛がいい匂いする…。

 

 「ちょっと!兄様に触らないで!」

 

 身を乗り出したルナは、大声をあげた。その時、後ろから茶髪に近い、見惚れてしまうほど綺麗な顔立ちで武装をしている男性が来た。

 

 「何者だ、ゼウス様とヘル様の前で大声を出すとは。」

 

 秒速で抜く剣の早さは目にも止まらなかった。そして凜々しい眉毛、長いまつげ、すべてに憂いを帯びている。

 

 「アレス、落ち着け。それじゃあアテナと変わらないじゃないか」

 

 高笑いしているゼウスを見ると、少し恥ずかしそうにしている。確実な忠誠を誓っていることがわかる。

 

 「申し訳ない、ゼウス様。…それと、そこの銀髪の女。」

 

 ルナは話しかけられて、ビクッとする。きっと先ほどのことがあったからに違いない。

 

 「な、なんでしょうか。」

 

 かしこまった態度のルナは、冷や汗をかいていて、今にでも倒れそうなくらい顔が赤かった。恥ずかしさなんだろうか…。

 

 「…才能、なし。ルーナの御加護は消えている。」

 

 剣をしまう彼を見ながら、呆然と立ち尽くしている、俺とルナ。ルナに才能がない?そんなことあるわけないじゃないか。神父様に助けられた時も、教えを一番最初に覚えたのはルナだ。勉学もルナのが人一倍できた。人付き合いもいいし、社会性だってある。俺はなんでも平凡で、唯一体を動かすことしかできなかった。なのに、なぜアレスと呼ばれるものは…。『才能なし』なんて言ったのだろう…。

 

 「アルテミスも、目を覚まさないからな。お前に才能があるとは思えん。でもそっちの男は、才能があると思うぞ。太陽が少し強い。…お前はアポロンだからだな。」

 

 「ランスロットことアレスは、軍神。戦争の災厄を司る神だ。知はないと言われているが、ランスロットは前世でとても優秀だったからな。とても優れているんだ。」



「ゼウス様お褒めいただきありがとうございます。…とゆう訳で、俺はアポロンに用があるから、こちらに来い。連れていきたい場所がある。」

 

 目つきと口調がとても怒りっぽい。怒っているとは限らないが、ここは逆らわない方が良さそうだしな。いったんついていくか。

 

 「わかった。案内してくれ。」

 

 そう告げると同時に、ルナの足の力が抜けたように感じたが、数分歩いたところからではルナは見えなかった。うっすら、ぼんやりと近くに水色の髪の女の子がいた気がしたけれど。気のせいだったか。そのまま俺はランスロットに連れられ、後ろを見ることは無かった。

 



どうでしたか?ややこしいですよね笑笑

ちなみに友達の推しはヘルさんです。

アテナさんもランスロットさんも人気ですよ!

容姿はまた次の機会にでも…(>_<)

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