第十四話 決着
あれから俺は山を下り元の村のバス停に戻って来ると朝まで待ちバスに乗って駅で電車に乗り、駅から歩いて花枝のアパートに向かった。
俺が花枝のアパートに着いた時は午後八時をまわっていた。
持っていた合鍵で鍵を開けドアノブをまわした。
ガチャガチャ・・・ガチャ!
そしてドアを開ける。
ガチャ・・・・キィッ。
中に入りドアを閉めた。
・・・・・バタンッ。
中は電気がついていないので、真っ暗だ!
俺は持っていたスマホをライト代わりにして歩き始めた。
中は花枝が住んでたままの状態になっていて、私物があちらこちらに落ちてる様な状況だ。
赤い品物が色々床に落ちている・・・
俺は部屋の隅にあるパソコンの前まで来た。
その時パソコンの電源が勝手に入り、暗闇にパソコンの明るい画面が俺の目に入ってきた!
花枝が呼んでいる!
俺は花枝が座っていた椅子に座り暗闇でパソコンを操作し始めた・・・
花枝がいつも使っていたサイトだからブックマークに入っている。
そのサイトに着くと同時にある文面を見つけた!
私はある人を捜しています。
間違いない!花枝だ・・・
俺はこの文面の主を2チャットに誘ってみた。
ピロリン!
すぐ返事が返ってきた!
OKか・・・
さて!これからが正念場だ。
俺は生唾を飲んだ後、震える手でキーボードを操作し始めた。
京介:久しぶりですですね
【京介】「記憶の中とはいえ、恭平が花枝に頼まれて作ったんだからこの感じで大丈夫だろう」
花枝:久しぶりですね
【京介】「やっぱりそう返してきたか・・・さて、いきなり本題に入るか!」
京介:思い出したよ!全部
【京介】「・・・・・・・」
花枝:思い出しましたか・・・
【京介】「とにかく花枝にあやまるんだ!」
京介:花枝には本当に酷い事をしたと思っている!許してくれとは言わない!
だがこんな事をしても意味がない!やめるんだ!
【京介】「もうこんな事はやめるんだ!」
花枝:私ついに捜してる人を見つけました
【京介】「何故だ!何故分かってくれないんだ!」
花枝:それは・・・・・
【京介】「もうやめてくれえええ!!!!」
ピンポーン!
その時玄関のチャイムが鳴った!
【京介】「嘘だろ、ここは空き家の筈だぞ!しかもこんな遅い時間に・・・」
俺は恐る恐るドアスコープから外を覗いた。
【横芝】「おはようございます!お荷物をお持ちしました。それとお荷物を預かりに伺いました」
【京介】「うわああああ!!!!!!」
俺は驚いて後ろに倒れた!
【京介】「横芝じゃねえか!何でここにいるんだよ・・・しかも、預かりって何をだよ!」
俺はパソコンの前に戻り花枝に再度お願いした!
京介:花枝!頼む!お願いだからもうやめてくれ!!!
スマホの時間を見た!
午前3時・・・助かったのか?
許してくれたのか?俺を
もう花枝から入って来る事は無いだろう・・・
俺が安心して椅子に腰かけていると!
花枝:あなたです!
【京介】「えっ?今3時過ぎだぞ!何で入ってくるんだよ」
その時・・・
俺の耳元で老婆の様な変声機で変えた様な恐ろしい声が聞こえた!
『みいつけた・・・』
【京介】「ぎゃあああああ!!!!!!!!!!」
俺はそのまま意識を失った・・・・
そしてこの世から消えてしまった・・・
後日アパートの管理人がこの部屋に入った時に玄関の小包を見つけた。
その小包の中には1枚の写真が入っていた。
その写真にはまだ付き合ってる頃の俺と花枝が笑顔で写っていた・・・・・
この(みいつけた・・・)はこれで完結です!
皆さん後愛読ありがとうございました。
尚他の無気力作品はまだまだ書いていくつもりです。
他の作品もこの(みいつけた・・・・)に負けず劣らずの作品だと自負しています。
皆様この無気力作品と無気力共々これからも宜しくお願い致します!




