↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
84/192

83話 調合の神使

「僕を倒せると?」


「ああ。」


「残念ですがそれは不可能ですよ。」

シェルが持っていた剣に黒いオーラが纏う。


「なんだ、それ。」


「今からこの剣に当たれば、その箇所からどんどん浸食していきます。気を付けてくださいね。」


シェルは一度の踏み込みでアランのすぐ傍までいった。


「っち、早いな。」


「このスピードに対応できるあなたも中々ですよ。」

シェルは剣を振り下ろすが、それをアランは避けていく。

床や壁に剣は当たっていく。


「・・・これがお前が言ってた浸食ってやつか?」


「その通りです、一度でもかすれば命は無いと思っていいでしょう。」

剣が当たった箇所は、約1mくらいだろうか・・・黒くなっていく。

アランは落ちていた棒でその黒くなった部分を触れた。

すると、灰のようにボロボロしていく。


「どうやら、この位の範囲が限度みたいだな。」

しかし、その棒は黒くならなかった。


(どうやら浸食された箇所は灰になるが、少し経てばそこに触れても大丈夫って事か。)


アランの考えはあたっているのだが、人に当たれば体の半分以上は灰になってしまうだろう。

人間はせいぜい大きくても2m程が限度だ。


「厄介な魔法だな・・・。」


「そうでしょう、それでも僕に勝てるとでも?」


「もちろんだ。」


「それでは、続きをしていきましょう!」


次々と斬りかかってくるシェル。

それを紙一重で交わしていく。

時折、指輪から道具を出して応戦していくが・・・剣に当たるだけでも灰化していく為中々効果が得られえない。


「どうしましたか!?先程から道具を投げてもかすりもしませんよ!?」

アランは道具を次々と投げていくも、疲れがあるのか当たりもしなかった。


「ハァハァ・・・ふぅ。」

アランは距離を空ける。


「そろそろ終わりでしょうかね?大分疲れている様に見えますが。僕を倒すのでは無かったのでは?」


「おしゃべりな奴だな・・・、お前がどんどん周囲を灰にしていくからやり直しただけだ。」


「やり直した?」


「ああ。悪いがこれでもう終わりだ。」


「強がりを言ってくれますね。では死んでいただきますね?」


「お前がな!!」


「むっ!小癪な!」

突如背後から飛んできたナイフに思わず剣で払わず避けるシェル。

だが、それが間違いだった。


「そう、お前がこのタイミングで避けるのを待っていたんだ!!」


「なにっ!?」

床や地面が様々な場所で光り始める。


「待たせたな・・・行くぞ!!」

突如地面から突き出てくる多数の針、灰化した壁にハメられている大きめの赤いボール。

シェルは突き出てくる針を避ける為にジャンプする。


「余計な真似を・・・何っ!?」


空中にいるシェルに向かって石の塊が飛んでくる。


「ぐはっ!」

腹部に命中し、そのまま壁にぶち当たる。

アランが持ってきた指輪の中にあった衝撃を起こす道具"波動玉"で飛ばしたのだ。


「ぐっ・・・僕はまだ負けてないぞ!!」

シェルは剣だけで無く、自信の体にも黒いオーラを纏う。


「いいや、終わりだ。」

壁に埋まっているシェルに向かって、1つのナイフが飛んできた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。