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1+1=・・・  作者: 嘉七


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第12話2

萌の話、前回の続きです。

萌『みんな、ちょっと質問して良いかな?』

真綾『ん、どうしたの?』

花『どうしました?』

立夏『何?』

沙也『改まってどうしたの?』

萌『年下彼氏はあり?なし?』

真綾『当人同士が良いならいいんじゃない?』

花『そうですね、厳密に言ってしまうと私と一太君もそうですし、当人同士が良いなら良いと思いますよ』

沙也『む、悩める子羊だ』

立夏『え、もえっちにも春が・・・』

花『そうなのですか?』

萌『ちょっと、特殊な事だったのでみんなには黙っていたのだけど、実はずっと弟みたいで可愛くて仕方なかった知り合いの男の子がいるのね、その子ご両親が海外に転勤になっちゃって今、うちで預かってるの、で私ずっとその子事好きだったから、今日気持ち聞いたらOKもらえて付き合う事になったんだけど、やっぱ私ズレてるのかな?』

真綾『いや?、大丈夫だよ、私の生みの親は5歳差で母親やってた人がだったみたいだよ』

立夏『もえっち、もし良かったら彼氏の歳を聞いても良いかな?』

萌『12歳です・・・、10月で13になります』

沙也『あー、中1かな?』

萌『うん』

真綾『言いたくなければ言わな言わなくても良いので告白はもえっちから?』

萌『うん、もうその子が生まれた時からの付き合い』

立夏『すご、その子が赤ちゃんの時からの知り合いって事かな?』

萌『うん、お母さんから聞いた話だと、最初に会った時からずっとそこ子から離れないし遊びもお世話もずっとしてたみたい記憶無いのだけど』

花『大恋愛ですね』

真綾『生まれた時からってその子の事ずっと一筋だったんだ』

萌『そうなるかな』

沙也『もえっちとその彼氏君が納得してれば良いんじゃないかな?』

立夏『ご両親はどうなのかな?』

萌『交際はOKでたんだけど、4年は清い交際でいなさいと釘を刺されました』

真綾『私が言えないけど、お父さんお母さんが真剣に話し聞いてくれて忠告してくれたんなら、守った方が良いね』

萌『まあうちで同居してるとはいえ全くよそ様の子を預かってるから、そこで私との関係で将来が駄目にならないようにって事で言われたので、そこは我慢するしかないのです』

沙也『ん、彼氏君は既にもう狙ってる高校とかあるの?』

萌『東都大附属、と言ってます』

花『東都大附属って超進学校ですよね?』

立夏『私らじゃ絶対無理な学校じゃん』

沙也『なるほどね、そこを狙えるだけのレベルを目指してるのか、だったらもえっち足引っ張れないね』

萌『そうなの、しかも私が勉強教えられないから、一緒に勉強してるだけで』

真綾『なんか葉月が一太君が行かなかった所か言ってんだけど・・・』

立夏『はなちゃん聞いた事ある?』

花『ちょっと待ってくださいね』

沙也『はなちゃんは今、一ノ瀬家か』

真綾『この時間は課題とか勉強してるね』

萌『邪魔しちゃったかな』

花『合格したけど行かなかったそうです、うちの学校が近くだったからなのと、彩香さんに無理矢理受験させたれたらしいです』

真綾『けっ、このハイスペ男子が』

花『まーちゃん、一太君に悪態つかないで下さい』

真綾『ゴメンナサイ』

花『ユルシマス』

立夏『勉強会を開きましょう!』

沙也『突然何を言い出すの』

萌『何処でやるの?』

真綾『私らが頼れる所って一ノ瀬家かアレクサンドラぐらいしか無いよ?』

花『そうですね』

立夏『葉月君とまーちゃんの愛の巣は?』

真綾『あー、ごめん今、葉月がちょっと今度の撮影の衣装を作ってて、家の中が大変な事になってるので、また今度で良いかな?』

立夏『衣装が気になるけど、それなら仕方ないか』

花『許可出ました』

沙也『神さまありがとう』

萌『ありがとう』

立夏『何かお土産持って行かないとだね』

萌『そうだね』

花『もえっちの彼氏君が来る事で相殺するそうです』

萌『う、正直助かるけど、まだ見せたくない気持ちがある』

真綾『珍しくもえっちが複雑な乙女心を出してる』

花『どうしてもではないけど、今からやるなら全然教えられると思うから出来れば連れてきてと言ってます』

萌『聞いてみる』

立夏『正直、銀狼君位しか頼れる所無いよね、勉強に関しては』

沙也『そうだね、私おかげで順位30位上がったし』

真綾『私も葉月も真ん中キープ出来てるしね』

萌『参加したいと言うので今度お邪魔するね』

花『伝えときますね』

萌『お願いします』

真綾『彼氏君お披露目会だ』

萌『やめて、恥ずいから』

立夏『まあまあ、そう言わずにもえっちの運命の人がどんな子か見たいじゃない?』

萌『主旨変わってるよ?』

立夏『ソウカナ?』

萌『ソウダヨ』

花『では、明後日と言ってます』

真綾『明後日か・・・』

立夏『明後日は大丈夫』

沙也『大丈夫、これで課題が終わりそう』

萌『明後日大丈夫、連れてくね』

花『了解だそうです、丁度お店がお休みなので、ついでに見てやると言ってます』

真綾『もう終わってんだよね課題終わってんだよね一太君』

立夏『私にもあの頭脳が欲しい』

真綾『私もだよ』

沙也『まあ、コツコツやってるみたいだし、一気にやるからしんどいのは分かってるんだけどついついね・・・』

萌『本当それ』

立夏『頭の出来が違うのだよ頭の』

真綾『りっちゃんもね』

立夏『ソウデスネ』

花『では、また明後日に集まりましょう』


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


将「今日はべ、勉強会に招待していただいて、あ、ありがとうございます!」


かなり緊張した面持ちで挨拶してくれたのは萌の彼氏君こと「草間 将」まだ小学生が抜けきってない中学1年生。


一太「あー、そんな緊張しなくて良いから」


一太が将をカウンターに案内する。


真綾「もえっち隣行きなよ」


萌「いいの?」


嬉しそうな顔をした萌に沙也が一言。


沙也「イチャイチャ禁止ね」


頬を膨らます萌。


花「まあ、将君リラックスしてくだいね」


将「あ、ありがとうございます」


沙也「あー、もえっちがお世話してる理由分かった気がする・・・」


沙也がポツリと口にする。


立夏「なんか構いたくなるというかお世話したくなるっていうか・・・」


立夏が続く。


花「母性本能が擽られますね」


花の一言に一太が一瞬反応する。


立夏「はなちゃん、銀狼君が反応してるから行ってあげなよ」


花が一太を見るとちょっと不貞腐れているのがわかり、一太の元に寄っていく。

そこへ葉月と真綾がカフェに到着する。

何やらぎこちない英語で葉月に話かてる真綾。

それを丁寧に模範解答を教えてあげている葉月。


一太「どうしたの?真綾」


真綾「いや、ちょっと向こう行った時にやっぱ話出来ないと言われてる事さっぱりだし少しでもリサとおしゃべりしたいから葉月と普段の会話を英語でして練習してるんだよ」


一太「まあ、葉月なら出来るしな、ちょうどいい先生だ」


真綾「でも、学校の英語さっぱりみたいだね」


葉月が反応する。


葉月「そうなんだよ!文法なんて気にして話してないんだよ!、知らないよB動詞って何もんだよ!」


葉月が魂の叫び。


真綾「先生に小言言われて、逆ギレして口論になったらしいよ」


真綾が葉月の頭を撫でて気持ちを落ち着かせてる。


一太「そうなんだ・・・、とりあえず、将君が引いてるからそろそろ本題に入ろう」


一太が仕切り直し勉強会が始まり、周りが年上の環境で緊張していたが萌や一太のおかげで充実した一日を過ごせた将だった。

勉強会が終わり将と二人で帰る萌。


将「萌ちゃん」


萌「ん?、なに?」


将「僕、萌ちゃんと一緒に居られるように頑張るね」


将の決意を聞いて自分の事を思ってくれてる事を感じて萌が赤くなる。


萌「将君・・・、ありがとう、でもね私は余り無理してほしくないかな・・・」


将の腕を抱き寄せる萌。


萌「確かに頑張ってる将君カッコ良くて大好きだけど、だらけてる将君もかわいいし、から揚げ食べて幸せそうな将君も好きなんだよ?、だからあまり気をはらずにね」


絡められた腕にドキドキしながら顔が赤くなる将。


将「うん、でも今日みんなと勉強したらもっと頑張らないとってなっちゃって・・・」


萌「そっか・・・、あまり頑張らないようにね?」


将「ありがとう」


萌「頑張り過ぎたら私が甘い誘惑でリラックスさせてあげるから」


真っ赤になった萌の顔を見て同じように赤くなる将。


将「ほどほどでおねがい・・・」


萌「うん」


赤くなった二人が家に着いて母親に誤解されたのは言うまでもない。


次回で萌の話は終わります。

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