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僕の性日記  作者: 水野 流
衝撃
5/85

バスが行った後


家に帰ると姉が部屋から出てきて「お母さんら行ったん?」と言ってきた。


「うん、行ったよ」と言うと、「そう、今夜は二人で留守番やから、遊び行っても早よ帰ってきてよ」と言った。


「お昼ご飯はお母さんが作って飯台に置いてあるけん、おなかがすいたら勝手に食べてな。私はおなかすいてないけん、まだ食べんから」それだけ言うと姉は不機嫌そうに自分の部屋に入って行った。


僕の世話をしようなどという気は、まったく無さそうであった。

僕は、飯台にあったオムライスを一気に平らげると、「遊んでくるけん」と言って、急いで家を飛び出した。部屋の奥から「早よ帰って来るんよ」という姉の声が聞こえた。



僕は急いでリョウちゃんの家の近くの小道に行って白石のおっちゃんがやってくるのを待った。

でも、なかなかおっちゃんは来ず、「おかしいな?」と思いながら、白石のおっちゃんの店の近くに行ってみたり、戻ってみたりしながら時間をつぶしていると、夕方近くになって、店からおっちゃんが出てきた。

手には酒瓶を持っていた。僕はおっちゃんに気付かれないように遠くから後をつけた。

案の定、おっちゃんが向かったのはリョウちゃんの家の方であった。


僕は、そのままついて行き、おっちゃんが小道に入ったことを確認したところで尾行をやめた。


そして、少し時間をおいて、リョウちゃんの家の土塀の崩れた隙間のところに行って庭に入った。

中に入ると、僕は庭にある大きな桜の木の陰に姿を隠した。


この前と違い、家の廊下のカーテンは閉められておらず、遠くからでも中の様子は丸見えであった。

中にはやはり白石のおっちゃんがおり、飯台のところに座って、先ほど持っていた酒を一人で飲んでいた。


しばらくすると、リョウちゃんのお母さんが何か料理を盛ったお皿を持ってそこに入ってきた。

僕は、リョウちゃんのお母さんが裸でないことに少しがっかりした。

リョウちゃんのお母さんは、そのお皿を飯台に置くと、そのまま、そこに座った。


白石のおっちゃんは持ってこられたお皿の料理の一つを箸でつまむと、酒を飲みながら、その料理を口に入れた。そして、上機嫌そうにリョウちゃんのお母さんに何か話しかけた。


何を言っているのかは遠すぎて全く聞こえなかったが、そのしぐさや雰囲気から、「うまい」とか「こっちに来い」とかと言っているふうであった。


リョウちゃんのお母さんは、特にその言葉に反応するでもなく、そのままその場に座ったままだった。

しばらく、そんな状況だったが、やがて、白石のおっちゃんの方がリョウちゃんのお母さんの方に腰をずらしながら寄っていった。


リョウちゃんのお母さんの横まで来ると、おばさんの肩に手をまわし、そうして、おばさんにキスをした。

おばさんは少し嫌がっているようにも見えたが、そのままじっとしていた。

おっちゃんは嬉しそうに舌を出しておばさんの顔を舐め回していた。


その時のスカートから伸びたおばさんの白い足が、嫌がるようにもぞもぞと動いていた。


やがて、おっちゃんは、おばさんをゆっくり床に押し倒すと、キスをしたまま服の上からおばさんの胸をもみ始めた。

おばさんは特に拒否するでもなく、片膝を立てたままじっと横になっていた。


そのうちおばさんの胸をもんでいたおっちゃんの左手が下の方に移動し、おばさんのスカートの中に入っていった。


しばらくそんな状態だったが、おばさんがおっちゃんの手を持って自分のスカートの中から出すと、そのまま起き上がり、ガラス戸の方に向かって歩いてきた。僕は、あわてて身を乗り出していた桜の木の後ろに隠れた。


しばらくして、再び木の陰から覗くと、廊下のカーテンが閉められていて、中の様子が全く見えなくなっていた。

僕は、この前と同じように、息をひそめ身をかがめてガラス戸のところまで移動した。


しかし、今回はカーテンが丁寧にピシッと閉められており、しかも中の障子戸も閉められているようで、中の声も全く聞こえなかった。僕は、何とか中の様子が覗けるところがないか、音を立てないようにして辺りを確認したが、どこにも中の様子をうかがい知れるようなところはなかった。


僕の頭の中は、カーテンの向こうで、行われていることの想像でいっぱいになった。


さっき固くなったおちんちんがさらに固くなった。


すでに、少しおちんちんの先に液が出ておりパンツが濡れていた。


僕は今まで見た情景を思い出し、今まさに中で行われているであろう、白石のおっちゃんがリョウちゃんのお母さんのスカートの中に手を入れて、リョウちゃんのお母さんの真っ白なお尻をなでまわしている姿を想像した。


そうすると、自分の固くなったおちんちんを握らずにはいられなくなり、はいていた半ズボンとパンツを膝までずらすと、おちんちんを握りしめた手を動かして、リョウちゃんの家の庭に射精した。


それこそ、自分でもびっくりするほど遠くまで精液が飛んで行った。

どくどくととめどなく流れ出る精液で汚れた手のひらを、その辺の草や土に擦り付けて、ねちゃねちゃの白濁した液をふき取った。


リョウちゃんの家の庭で射精をし、興奮した頭が少し冷静になると、すでに辺りが暗くなり始めているのに気付いた。


僕は、姉が「早よ帰ってきてよ」と言っていた言葉を思い出し、早く家に戻らなくてはと、慌てて入って来た土塀の隙間のところから外に出て家路を急いだ。


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