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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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リアルで稽古3

稽古をしてもらって数日後、明後日の大会に向けて最後の追い込みをしてた所であった。


「始め!」


「ハッ!」


演舞を始める疾風。


空気がピーンと張り詰めている。


ゆっくりと舞う演舞は最初に来た時より鋭く人を魅了するようなものであった。


「ふーっ」


演舞が終わると次は組手である。


「私が相手をしよう」


出てきたのは十色である。


「お願いします」


中央へ向かい合い、お互いに礼をする。


「始め!」


「「フッ!!」」


互いの突きがぶつかる


バチィッッ!


疾風は少し下がる、すると十色が前に攻めてくる


「シィッ!!」


前蹴りを放つ


パシィッ!!


「ハァァッ!!」


前蹴りを左手で弾き、弾いた勢いを利用して


回し蹴りを放つ


ドスッ!


十色がグラつくが、ガードしていたようでダメージはない。


受けた勢いで回転して裏拳が放たれる。


「セリァッ!! 」


咄嗟に上半身を反らして躱す。


「フッ!!」


バキッ!!


上段蹴りが首筋に当たる


ズシャァァ


十色が吹き飛ばされる


「クソッ! 久しぶりにまともに喰らったわ!」


悔しがる十色


「そこまで!」


お互い中央で再度礼をする


「ありがとうございました」


疾風が礼を言うと十色が激励をする


「私に蹴りを当てたんだ。負けは許されないよ」


「はい!」


最後の追い込みはこれで終わりである。


地方大会の予選が明後日から始まる。


送られて家に帰ると両親が出迎えてくれた。


「「おかえりー!」」


「明日は休むんだろう?」


父が聞くと


「稽古はね。日課は変わらずにやるよ」


「あら、そうなの? 明日くらい休んでも良いだろうに」


そう言う母


「毎日やらないと鈍っちゃうからね」


そう言うとシャワーを浴びに行く疾風


シャワーを浴びながら久しぶりの休暇を何するか考える疾風。


なにしようかなぁ。って言っても結局CWOやっちゃうんだけどなぁ。


上がって家族みんなで夜ご飯を食べる。


そして、ゆっくり眠るのであった。

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