農村社会主義教育運動中に提起されたいくつかの問題「二三条」 (一九六五年一月)。
通知
各中央局、各省、市、自治区党委員会党組織、解放軍総政治部に通知する。
中央政治局は全国工作会議を召集し、農村社会主義教育運動における当面のいくつかの問題について討論し、討論記録要綱を作成した。いまこの文件を諸君に送付する。中央がこれまで発布した社会主義教育運動に関する文件にして、もしこの文件と抵触するものがあれば、すべてこの文件を規準とする。
一 情勢
一九六一年九月党の「入党大」一〇中総以来、都市と農村における社会主義教育運動の展開、全党が党中央の一連の政策を実行したこと、人民大衆、広範な党員、幹部の積極的な努力によって、わが国の政治戦線、経済戦線、思想文化戦線、軍事戦線においてすばらしく良い情勢が現れた。この数ヵ月来、全国の百万以上の幹部は都市、農村の基層単位に深く入り、社会主義革命運動に一つの新たな高潮をもたらした。
わが国が近年来すばやくかちとったすべての偉大な成果は、党の社会主義建設総路線の正しさを証明するとともにさらに一歩進んで毛沢東同志をはじめとする中国共産党が光栄ある偉大な正しい党であることを証明した。わが党は全国人民および全世界人民の信頼と希望に背くものではない。
わが国の都市と農村には厳しく、尖鋭な階級闘争が存在している。所有制における社会主義改造が基本的に完成した後において、社会主義に反対する階級敵は「平和移行」の方法を用いて、資本主義復活を企てている。このような階級闘争は必然的に党内部に反映している。一部の人民公社、生産隊、企業、単位の指導は腐敗させられたり、あるいは指導権を奪われたりしている。われわれの工作は前進の過程にあって、まだ多くの問題をかかえている。
実践が証明しているように、全党が党中央の社会主義教育運動に関する各項の決定をさらに深く、さらに正確に引き続き貫徹し、階級闘争というこの綱をしっかりつかみ、社会主義と資本主義の二つの道の闘争というこの綱をしっかりつかみ、労働者階級、貧農、下層中農、革命的幹部、革命的知識分子およびその他の革命分子に依拠し、九五% 以上の大衆と団結するよう留意し、九五%以上の幹部と団結しさえすれば、都市、農村に存在する多くの問題を見つけだすことはさほど難しくはなく、解決もまた難しくない。
二年あまりこのかたの社会主義教育運動を堅持し、これを徹底しておしすすめ、絶対に力をゆるめないことが必要である。
現在の問題は、過去のこの期間の運動経験を総括し、成果を認めた上で、工作の中の欠点を克服し、さらに大きな勝利をかちとるようにしなければならないことである。
二 運動の性質
いくつかの問題の捉え方がある。
(一) 四清と四不清の矛盾
(二) 党内外の矛盾の交差、あるいは敵味方の矛盾と人民内部の矛盾の交差
(三) 社会主義と資本主義の矛盾
がそれであるが、前の二つの捉え方は、社会主義教育運動の根本的性質を説明するものではない。この二つの捉え方は、どのような社会における四清と四不清の矛盾についてかを語っておらず、また、どのような党内外の矛盾の交差であるかも語っておらず、いかなる歴史時期のいかなる階級的内容をもった敵味方の矛盾と人民内部の矛盾の交差であるのかも語ってはいない。文字の上からすると、いわゆる四清、四不清は過去の歴史上いかなる社会においても使うことができるものであり、いわゆる党内外の矛盾の交差はいかなる党派にも使うことができるものであり、いわゆる敵味方の矛盾と人民内部の矛盾の交差はいかなる歴史時期においても使うことができるものであって、これらはすべて具体的に今日の中国の矛盾の性質を説明していないので、マルクス・レーニン主義的ではない。
最後の一つの捉え方は、問題の性質を概括しているもので、マルクス・レーニン主義的である。それは一九四九年 「七党大」二中総以来の毛沢東同志と党中央の科学的論断、すなわち全過渡期に階級矛盾が存在し、プロレタリア階級とブルジョア階級闘争が存在し、社会主義と資本主義の二つの道の闘争が存在するという科学的論断に合致するものである。十数年来のわが党のこの基本理論と基本的実践を忘れるなら、誤った道をあゆむことになるだろう。
今回の運動の重点は、党内の資本主義の道をあゆむ実権派(当権派)を粛清し、さらに一歩進んで都市と農村の社会主義陣地をうち固め、発展させることである。
それらの資本主義の道をあゆむ実権派は、舞台の表に出ているものもあれば、舞台裏にいるものもある。
これら実権派を支持するものは下部にも、上部にもいる。
下部にいるものには、すでに地主、富農、反革命分子およびその他の悪質分子に区分されているものもあれば、また、この区分にもれた地主、富農、反革命分子およびその他の悪質分子もいる。
上部にあるものには、公社、区、県、地(専区、自治州)にいるものもあれば、はなはだしきは省や中央部門で工作している反社会主義分子さえいる。その中には、もともと階級異分子であったり、変質分子であったり、賄賂をとり徒党を組んで悪事をはたらき、法に違反し、規律を乱したりしているものがいる。
一部の者は敵味方の区別をつけず、プロレタリア階級の立場を失い、自分の親しい友人、古くからの同僚の中で、資本主義活動を行なっている者をかばっている。
われわれの絶対多数の幹部は社会主義の道をあゆもうとしているが、しかしかれらの一部は社会主義革命についての認識が不明瞭で、工作に対する検査もあまく、官僚主義の誤りを犯している。
三 問題の捉え方を統一する
都市と農村の社会主義教育運動は、今後すべて四清と略称し、政治を清め、経済を清め、組織を清め、思想を清める。都市における社会主義教育運動でいままで五反運動と称したものは、以後四清運動と呼び「五反」の名称をとり消す。
四 運動を立派に進める規準
毛沢東同志は一九六四年六月、各大区中央局(訳注・・たとえば華北あるいは東北中央局等〕の第一書記が参加した中央政治局常務委員会拡大会議の席上、立派に社会主義教育を行なう規準が何であるかについて語った。
(一) 貧農、下層中農が真に立ちあがったか、それともまだ立ち上がっていないか。
(二) 幹部の中の「四不清」問題が解決したか、それともまだ解決していないか。
(三) 幹部が労働に参加しているか、それともまだ参加していないか。
(四) 立派な指導の中核が確立しているか、それともまだ確立していないか。
(五) 破壊活動を発覚された地主、富農、反革命、悪質分子が矛盾に乗じて再び動こうとしているか、それとも大衆を動員して、かれらが真剣に監督され、着実に改造されているか。
(六) 増産しているか、それとも減産しているかを見なければならない。
当時、中央政治局常務委員会拡大会議は、この数ヵ条をわが国の社会主義教育運動が立派に行なわれているかどうかを、はかる規準として用いるのが適当であると認めた。現在、われわれもまた適当であると考える。
五 工作方法
(一) 運動全体において、省、地(専区、自治州)、県級の党委員会と工作隊は必ず一歩一歩大多数の大衆に依拠し、大多数の幹部〔原注・・手足を洗って重荷を降した幹部を含む〕に依拠し、大衆、幹部、工作隊の「三結合」を実行しなければならない。
(二) 運動が開始されたら、ただちに幹部および大衆にその意味を説明し、政策をかれらに伝達しなければならない。いかなる公社、生産隊においても、運動中あるいは運動後においても、口実を用いて社員大衆に反対してはならないことを明確に宣言する。
(三) 工作隊は運動や闘争の過程において、貧農、下層中農を動員し、階級隊伍を組織し、積極分子を発見し養成し、一歩一歩指導の中核を作りあげ、かれらとともに工作しなければならない。ひそひそとやったり、神秘化したり、 少数の者だけで活動したりしてはならない。
(四) 運動の中では終始、生産に力を入れなければならない。同時にその年の分配(原注・・生活問題〕に力を入れるよう注意しなければならない。生産と分配問題をしっかりつかみとらなければ、必然的に大衆から浮きあがり、われわれの事業に損害をもたらすにちがいない。
(五) その他の状況から出発し、実事求是を行なわなければならない。大衆が解決を必要としている問題を解決する。工作中に偏向があればそれを正す。
(六)運動中は、大胆に思いきって大衆を動員しなければならず、纏足した女のようにふらふらしてはならず、手も足もでないようであってはならない。同時に、深く入り込みきめ細かでなければならず、大げさであってはならない。事実をならべ、道理を説き、単純粗暴な方法を防止し、人を打つとか、その他の形の体罰を厳しく禁じ、強迫によって供述させ、それを信ずることを防止しなければならない。
(七)総じて、運動全体の中で、矛盾を利用して多数をかちとり、少数に反対して各個撃破を行なわなければならない。断固として資本主義の道をあゆむ者は、いずれにせよ極めて少数である。一部の者は誤ちを犯してもなお改めさせることができる。四清の対象に対しては、巧みにかれらを分裂させ、それぞれ区別して対処し、最も悪いものを最大限に孤立させなければならない。
六 力を集中し、殲滅戦を行なう
「運動の指導には、大局的な観点と大局的な配置がなければならない。初歩的な調査研究を経て、初歩的な隊伍の編成を進めなければならない。
力を適当に集中して殲滅戦を行なわなければならない。問題が最も多く、影響の最も大きい重要な場所から着手し、これを突破点として、全局に推し進める。
点の工作とは大隊だけを指すのではなく、その上下左右を適当に結合させて行なわなければならないプンである。 量を分け時を分けて波状式に発展させ、ある所の問題を解決してから、さらに他の所の問題を解決するようにしなければならない。
各省、市は力を配置する機動権をもたなければならず、必要な時には少数の幹部を召集し、運動の中で養成訓練することができる。
人海戦術にたよらない。一つの県、公社、隊に多人数の工作隊を集中してはならない。こうすれば、点をいくらかでも多くつくることができ、大衆路線をあゆむにも有利である。
重要なことは、可能な限り党の政策を掌握し、大衆路線をよくわきまえている骨幹一幹部を配置することである。
七 拠点
「調査なくして、発言権なし」という毛沢東のこの一つの教えは、われわれが工作の中で必ず遵守すべきことである。
いままでわれわれの党がとってきた調査会などの有効な調査研究方法は引き続き採用すべきである。
拠点を置いて、そこで事実を詳細に検討することはひじょうに重要な指導方法の一つである。指導幹部は必ず選択的、計画的に拠点を継続させ、基層組織に深く入り込み、大衆に深く入り込み、運動と闘争の中でわりに系統だった检験をかちとらなければならない。
拠点には異なった方法があってもよい。
ある人びとはわりに長い期間一つの大隊に腰を落ちつけ、最初から最後まで運動をやりとげなければならない。
中央局、省、地(専区、自治州)、県各級党組織の指導者は一般と個を結合した指導方法をとらなければならない。 ある一つの地方を選んで腰を落ちつけて行なう以外にも、自分が拠点とした所あるいはその他の所で、会議を召集し、他の点における工作および全大区、全省、全専区、全県といった面での生産などの工作に対して、調査研究および指導を行なうことができる。 さらにその他の所を巡視したり、あるいは小規模の巡視団を組織して、動態を把握したり、情報を交換し、経験を交流したりすることもできる。
八 面における工作をつかむ
点と面、相方を考慮しなければならない。
現在、四清運動は点を重んじて進めているので、点以外の面は全国の大部分を占めている。これらの地域の主要任務は生産建設であって、それを真剣にやらなければならない。
中央局、省委員会および地(専区、自治州)委員会は、全大区、全省、全専区の工作をしっかり把握しなければならない。 面の上でも適切に社会主義教育を進め、幹部の政治意識を引き上げ、自覚を啓発し、手を洗い、体を洗わなければならない。問題があまり大きくなく、あるいは問題が多くとも自供が十分であったり、賠償したものが、よく工作にはげみ、生産を十分にやり、功績が過去の誤りを補うようになれば、すべて過ぎ去ったものとして、それを追求しないということをはっきりと宣布すべきである。
面において、条件の整った県があれば、省委員会の承認をうけてから、四清運動の実験工作を行ってもよい。
いくつかの地方の整風、訓練を行なっている幹部の、点から面におよぼした有効な方法を参考とすべきである。
(一) 幹部に対処するには「一が分れて二となる」方法を用いなければならない。かれらに対しては厳格、積極的で、熱情をこめた態度をとらなければならない。
(二) 状況を一歩一歩とはっきりつかまなければならない。幹部は以下四種に分けることができる。良いもの、わりによいもの、問題の多いもの、問題の性質が重大なもの。一般的な状況においては前の二者が多数である。
(三) 毛沢東同志はずっと以前から誤ちを犯した者に対して「前の誤ちをこらしめて、後の戒めとし」「病を治して人を救う」方針をとらなければならないと言っている。かれはまた「誤ちを犯したがまだ教育することができる者は、薬では救いようのない分子とは異なっている。党員と幹部に対しては、その出身がどうであろうとすべて教育を行ない、かれらを放棄しないようにすべきである」と言っている。
現在、われわれは依然として毛沢東同志のこれらの指示を遵守しなければならない。
われわれが誤ちを犯した幹部に対し、とるべき政策は「説得教育し、手を洗い、体を洗い、軽々とした装備で戦いに加わり、団結して敵に当る」ことであり、「団結の願望から出発して、批判あるいは闘争を通じて矛盾を解決し、 それによって新しい基礎の上に新たな団結を達成する」ことである。
(四) ささいな四不清の誤ちを犯したもの、あるいは問題が多くとも素直に自供したものはできるだけ早く解き放してやらなければならない。
誤ちの性質がすぐには明らかにならず、またもとの職務に留めることが不適当な幹部は、転任あるいは集中教育して審査を行ってもよい。
(五) 経済面での賠償は曖昧にしてはならない、と同時に情理にかなっていなければならない。問題が重大ではなく、審査もわりによいものは、大衆の同意を経て、賠償を減じたり、延期したり、免じたりしてよい。
(六) 一部の誤ちを犯した幹部に対しては、必要かつ適当な処分を加える。これはかれらを教育し改造するためである。ただかれらが社会主義の道をあゆもうと願いさえすれば、党はかれらと団結し、大衆はかれらと団結するだろ
職務にふさわしくない幹部は、あるものは調整してもよく、あるものは改選してもよい。条件が不十分な党員には脱党を勧めてもよい。これらはすべて、運動の後期において処理すればよい。
(七) 性質が重大で、指導権が階級異分子あるいは変質分子に握られているものは、指導権を奪いかえさなければならない。まず闘争し、そのあとで免職する。一般的に党籍の問題はそのままにし、あとで解決するようにする。 個々の特にひどいものについては、同時に免職し、党籍を解除して、拘留してもよい。
「党内にもぐり込んだ反革命分子、地主、富農およびその他の悪質分子はすべて党から除名しなければならない。 権力を奪取しなければならない状況、あるいは民兵組織がひどく不純な状況の下では、適当な方法をとって民兵の銃、弾薬をとりあげ、貧農、下層中農の中で信頼できる者に支給しなければならない。
(八) 大衆にとって重大な脅威となる反革命分子、悪質分子に対してそれぞれ、必要な時に、あるものはしばらくその地において監視し、あるものは農場へ送って労働させ、同時にその事件の審理を行なう。舌人、放火あるいはその他の重大犯罪の現行犯は逮捕し、法によって罰しなければならない。
(九) これらの悪質幹部を集団とすることができるが、その集団をあまり大きくしたり、あまりゆるやかにしてはならない。
一〇 貧農下層中農協会の設立
貧農下層中農協会は、貧農、下層中農が共産党の指導の下で自ら願って組織した、革命的大衆性をもった階級組織である。それは人民公社の各級幹部が工作を進めるのを監督、援助する。この種の組織はプロレタリア階級独裁をうち固め、集団経済をうち固め、集団の生産面を発展させることに充分な作用を発揮するだろう。
貧農、下層中農の人数および生産における労働力は、農村総人口および総労働の中で六〇~七〇%に上り、かれらは大多数を占めている。貧農下層中農協会が組織されれば、富裕中農およびその他の進歩を願う人びとは歩み寄って、これらの社会主義経済に対して常に動揺している人びとをも団結させることになる。
社会主義教育運動において、基層組織が不随となっている地方にして、新しい指導の中核がまだうち建てられていない場合にあっては、すべての権力を貧農下層中農協会にまかせるようにしてもよい。
一一 期間
一つの大隊では半年前後、一つの県では一年かあるいは一年をやや上廻わる時間をかける。
一九六四年秋冬から起算して三年前後で全国の三分の一の地域でこの運動を仕上げる。
六、七年内に全国での運動を完了する。
ただ政策、工作方法において正確でありさえすれば、運動の進展はもう少し早くかちとることができる。
一二 隠匿農地に対する政策の宣布
隠し田は大衆討論を経て、自ら公開したのち、国家はこの土地に対して五年前後の間、負担を加えず、征購(訳注 ・法律にもとづいて食糧を国家が買い上げることであるが、場合によっては、実物納税が含まれる〕を行なわない。
一三 財政貿易部門の工作は四清運動と適合させて行なわなければならない
四清が終ったからといって、負担を増やしたり、貸付金を多く取りたてたりすることは許されない。財政貿易機関は、投資、貸付けなどの面で、四清を進めている地域の生産建設に適宜支持をあたえなければならない。
一四 工作隊の構成員
必ずしも十分に「清潔」でなければならないということではない。誤りを犯したことのあるものも参加してよく、それは一面かれらを教育改造するのに便利であり、他面かれらのある者は内情に熟知していて、工作に対して役立つことがあるからである。
工作隊は不断に経験を総括し、定期的に整頓しなければならない。
一五 出路をあたえる
地主、富農、反革命分子、悪質分子および変質分子は大衆の監督のもとで労働改造を行ない、かれらがあらためて 、新しい人となるのを助けなければならない。
重大な四不清の誤ちを犯した者は、幹部にせず、あるいは党員にせずとも、かれらを社員とし、よく労働するようにさせてよい。
十数年来、まじめに働き、悪事をはたらかなかった地主、 ・反革命分子、悪質分子にしてなお帽子をかぶせられている者の、帽子をはずしてよいかどうか、また帽子をかぶせられていない者に帽子をかぶせるべきかどうかは大衆の審議によって決定する。
一六 四清は建設面に定着させなければならない
一つの県をとりあげていえば、四清のさなか、四清の終了後、一歩一歩と党の指導中核を立派にし、一歩一歩とプロレタリア階級独裁のすべての手段を信頼できるものの手中におさめ、一歩一歩と社会主義の県を立派に建設し、生産、建設、科学、文化、教育、衛生、公安、民兵工作の各方面すべてを前進させなければならない。
全国のすべての公社、隊の生産建設は、大寨のように自力更生の方針を堅持しなければならない。
一七 生産隊の規模
生産隊は四清の過程で、貧農、下層中農の十分な盛り上り、十分な討論を通して、大衆によって適当に調整、改組を進め、三〇戸前後をもって有利であるかどうかを決定する。住居が比較的集中していれば三〇戸を越えてもよく、住居が比較的分散していれば三〇戸より少なくともよい。これらはすべて上部の決定を必要としない。
一八 基層幹部の任期
六〇条〔訳注:農村人民公社工作条例修正草案(一九六二年九月)これについては本資料集第一卷一一三八頁参照〕の規定に照らして、定期的に民主選挙を行なう。連選連任は、一般的に四年を限度とする。汚職したもの、誤ちの重大なもの、職務に不適当なものは随時更迭する。
一九 監督問題
幹部には上下双方からの監督がなければならないが、主要なのは大衆監督である。四清運動中、大衆とともにまとまった有効な監督制度および政治工作制度を研究しなければならない。監督機構の権力は同級の執行機構より大きくしなければならない。
二〇 四大民主
すべての公社、隊は、人民解放軍に学び、政治の民主、生産の民主、財務の民主、軍事の民主を実行しなければならない。
二一 工作態度
よい話、悪い話、正しい話、誤った話はいずれも聞くべきである。とくに反対論については忍耐づよく聞き、相手の話を全部話させるようにしなければならない。
二二 思想方法
一面性、局部性を避けるように努力する。どのような事柄でも必ず分析を加えなければならない。どのような事柄でも、絶対的、静止的、孤立的、不変的と見なすことは形而上学である。
多くの表面的現象を並べたて、多くの無味乾燥な条文をかきあつめて、相手に要領を得ることをなくしてしまうのはスコラ哲学である。
唯物弁証法を提唱して、形而上学とスコラ哲学に反対しなければならない。
二三 上述の各条は都市の四清運動にも原則的に適用する。




