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あとがき
あとがきにかえて
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この物語は、2004年10月に訪れたバリ島での体験をもとに生まれました。当時見た夕陽と満月、ガムランの音色、そしてプルメリアの香りは、長い年月を経ても色褪せることなく心に残っています。
元々は2006年にSNS内の日記で「バレンタインにハッピーエンドの恋愛小説的なものを書いてみよう」と記した物語を20年経って、再構築し、書き直したものです。バリ島で感じた「あの空気」をいつかキチンとした形として残したいという思いがあったからです。
この作品には、喪失や再生、そして人から人へ受け継がれていく想いを込めました。その感じ方は、きっと読んでくださった皆さまそれぞれに委ねられるものだと思っています。
もし、この物語を読み終えたあとに、白いプルメリアや夕暮れの海を少しだけ思い浮かべていただけたなら、これ以上の喜びはありません。
本当にありがとうございました。




