#8 2人の覚悟 +プチ設定
話し終わった優作にシルバーが声を掛ける
「結局それで、その挑発を買ったって訳か」
「まぁな、この数日、ずっっと頭の片隅に残っててな、ゲームどころじゃなかったんだよ、だから今日、警察に行って来て、過去にケジメをつけてきた」
そう言うと優作は立ち上がり、シルバーの方へ振りき、拳を強く握る。
「お前の力になれるかは分からないが、肩を貸すぜ、松永 優作、解禁や」
シルバーは、今の優作を見て、自分の悩みなど、ちっぽけなものだと感じたのだった。
「お前の覚悟は絶対に無駄にはしない、俺は必ず強くなってみせるぜ」
「おう、期待してるで」優作は、そう言うと、階段を登り、体を伸ばす。
体を伸ばしながら「明日から〜始めようやぁ〜~」そう言った優作は既に、いつもの気が抜けた感じに戻った。
(切り替え早や!)
シルバーは驚きながらも、一言を返す。
「おう!頼むぜ、優作!」
高校の設定
シルバー達が通う高校には、将来有望な選手になりうる人材を育成するクラスがあり、高校側から優秀な中学生をスカウトしている。
剣武から銀仁、龍司、影山
陸上から荒川
射撃から目黒がスカウトされ、進学している。
進介もスカウトされたが、自分の夢の為、違う学校に進学した。
優作は謎!!
剣武の設定
現状使える武器、刀、短刀の2種類
刀は模造刀の様に作られている。突き攻撃は危険な為、びっくりナイフ同様、先端から根元に収納される仕組みがある。
防具は、ヒットしたか分かる様な仕組みが組み込まれている。フェンシングみたいな感じ
最近は普通の服そっくりな防具も販売されている。
ルール
対戦時間は基本的に5分だが、大会や試合によって変わる。予選3分、決勝10分など
胴体ヒットで5点、四肢ヒットで2点、四肢は同じ部位に連続ヒットの場合、点数が5点に変わる。これは四肢でガードさせないためである。
決着は試合終了時の得点の他に、降参、戦闘不能がある。
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。