#50 研ぎ澄ませ ~上~
数日後、シルバーと優作はスタジオとして使用できる学校の体育館に居た。
そしてシルバーは目隠しの状態で、竹刀を持った複数人の大人に囲まれていた
<シ>(ふー集中…)「いって!!」
<優>「はい、やり直し~」
なぜこんなことになっているのかは、1時間前に遡る
<シ>「あの…この厳つい方々とはどういったご関係ですかね…優作さん」
<優>「元轟心共鳴会の方々だ」
<シ>「ごう…しん…共鳴会?もしかして……え?」
そこにリーダー格であろう人物が2人に近づいてきた
<?>「お久しぶりですね、松永の兄貴、あなたがシルバーですか」
<シ>(兄貴…?)
<優>「兄貴はやめてくれって言いましたよね…興芝さん」
優作を兄貴と呼ぶ男は【興芝 官兵衛】元轟心共鳴会の幹部
<シ>(なんで優作はこの人達と関わりあるんだ…人脈が広いのは知っていたが、ここまでくると怖いが勝つぞ…)
あっけにとられていたシルバーに優作は声をかける
<優>「どうしたそんな顔して」
<シ>「どうしたって…いや、何させられるのかなって」
<優>「あぁ今回やるのは気配斬りだ」
<シ>「気配斬り!?」
<優>「ここにいる興芝さんを除く12人がそれぞれの手首、足首の4か所に鈴をつけた状態で竹刀を持って、目隠しをしたお前を本気で仕掛ける、それをお前がこのスポンジ剣で迎撃するって話だ、簡単だろ」
<シ>「はっは…簡単ってなんだっけ…」
そんなことがあり、シルバーは1時間もの間戦い続けている
<シ>(何人も同時に動けばそれだけで沢山の鈴がなる中で、俺に近づいてくる人物の鈴を捉えるなんて無理ゲーだろ…)
中々進展しないことを見かねた優作はシルバーに助言をした。
<優>「鈴はあくまでもおまけだ、本質は気配だ」
<シ>「じゃーそこまで言うなら手本でも見せてくれませんかねぇ?」
<優>「仕方ないか、観て学ぶって話があるしな、やってやるか」
<シ>「まじか!痛って!!」
シルバーは優作との会話中に背後から攻撃を食らったのだった。
おまけ 鍛錬期間中の話
シルバーは優作とパルクール教室にきていた
<シ>「へーこんな感じなのか、確かに優作は龍司と影山と一緒に習ってたんだっけ?」
<優>「まぁーな、一回で会得したから直ぐ辞めちまったけどな」
そんな会話をしているとコーチがきた
<コーチ>「本当に3人は経験者かってぐらいの動きだったからね、あの時はビックリしたよ~亀瀧君もサクサク覚えていきましょうか!」
<シ>「え!?あ…お手柔らかにお願いします…」
こうしてシルバーのパルクール特訓が始まった。
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。
作者の一言
投稿時間を固定にするか、悩んでいます




