#18 重武装
数分後準備を終えたシルバーが更衣室から戻って来ると(なんちゅう装備なんだ…)シルバーは優作の装備に度肝を抜かれた。
それもその筈、優作は左の腰に刀×2、短刀、右の腰にはチャクラム×2、背中に大剣を装備していたからだ。
シルバーは片手で両頬を下に引っ張りながら優作に問う
「ええっと…俺は今日死んじゃうのかな…」
「かもな」
「えぇ??かもな?」まさかの回答にシルバーは啞然とする
「なぁに、お前が死ぬ気で全部を捌けば良いだけだろうが、簡単な事じゃないか」
「はは…確かに簡単だな…」シルバーは諦め顔になっていた。
(なぁにが、全部捌けだ、バカなこと言ってんじゃねぇぞ、それがどれだけ難しい話なのかは、お前が一番分かってるだろうが!!)と心の中では怒り奮闘だった。
そんな中、優作は片手で大剣をブンブン振り回しながら(一通り触って使用感や、重さを確認したが、大剣だけは想像よりも少し軽かったな、片手でも扱えるレベルだし…これなら大剣二刀流なんてこともできそうだ、いやまてよ…)優作は自分の世界に入り込んでいた。
そんな優作にシルバーが呼びかける
「そろそろやろうぜ」この呼びかけで優作は我に返った。
「おう、すまんすまん、いつでもいけるでぇ」
「こっちもいつでもいける」そう言いながらシルバーは構えた。
「ルールは簡単や、どちらかが降参言うまで戦い続けるのみや」
「なるほど、お前に降参って言わせればいいだけか、簡単だな」
優作は軽く笑いながら言い返す
「簡単か、言ってくれるねーそれが虚言じゃない事を願うよ」
優作は大剣を両手で握り、上段の構えをとった。
「さぁー始めようか、シルバー」
「来い、優作」
重武装した優作VSシルバーの後半戦が遂に始まる。
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。




