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エピローグ

 どうやら、神柱がやられてしまうのは、バイ菌にやられて病気になるせいらしい。

 何のひねりもなかった。

 話を戻してバイ菌だけれど、奴らの駆逐計画を現在遂行中。

 エタノール混合液を雨に混じらせて大量に流したり、川に流したりしたらと思ったけれど、さすがにエタノールまみれになったら体に悪そう。

 24区はエタノール混合液を常備した犬に任せることにした。

 そういえば、話を聞いた他区画の獣人が、ゆっくり24区に移動しているらしい。エタノール混合液があれば周辺の土地にバイ菌が出ても直ぐに対処できるし、今のところ、24区が一番食糧事情が豊かだ。

 他の神柱のお使いで保存食を持っていく獣人達が、良く来るようになっている。

「それじゃ、なにかあったら起こす。それ以外はノー。おーけー?」

「わんわん」

 犬は頷いて、私はお布団に潜り込んだ。



 天使は最近不思議がっていた。

 魂泥棒が落ち着いたからだ。

 いままで17の攫われた魂を回収できたが、残りの7つが見つからない。

「うぐぐぐ! 泥棒めぇ、どこへ隠したァー!」

 通り過ぎる天使から身を隠しつつ、「霊魂案内人」――又の名をデコルテの神はふう、と息を吐く。

 冷汗を拭った神は、自分の世界を見下ろした。

 幸せそうな顔をして眠るハナの寝顔を見て顔をほころばせる。

「本当にありがとうございました」

 そう言って神は穏やかな顔をして、何時までも世界を見守り続けた。

【あとがき】

疲れてたので息抜きに書きました。


おわり。

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