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揺れる
いつのまにか
白波に誘われるふうに
眠りに落ちていた
ねっとりした
海辺の温度が
胸に痛い
後ろを振り返るのは
わけないことだよ
でも
水平線をのぞいていたら
潮風が
目に
胸に痛い
ここよりずっと
とおくへ行きたい
しらない場所で
生きていたい
ゴミでデキた星の
寿命はまだまだこないだろうけど
そんなの
待っていられないよ
すこしだけ
いきを止めて
潮風を拒んだ
空に
溶けそうな気がするんだ
胸を開けば
青い空に
どっぷり、浸かれる
そんな気がする
あれ
まだ揺れている




