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(そう言えば気になったんだが)


『なんでしょうか?』


(一応神とつくんだから全知全能とまでいかなくてもそれに近い能力はないのか?【邪神権能】を探しても見つからないんだ)


『そんなものありませんよ』


(え、邪神なのに?)


『全てを知って全ての能力を持っていて何が愉しいんでしょうか。それでは人間を痛めつけ苦悩させ希望を与えてから絶望に堕とす瞬間を見ても知っている時点で面白味がありません。見るからに全能に見える私の力とて出来ないことだってあると思いますよ?』


(そんなもんかよ邪神様)


何らかの肉のステーキを頬張りながら邪神は頷く。


『それに食事の愉しみすらなくなるとは思いませんか?こんなにも油滴る肉の味を始めから知っていては興醒めも良いところです』


上品かつ優雅に咀嚼し吞みこむ。

一連の動作だけを見ていれば中性的な美男子み見えてくる。


(それなんの肉?)


『落とし子ですね、流石に鮮度が良いですね産まれたは最高です』


聞かなかったことにしよう。サバトの生贄にはなりたくないし何より他の神にまで目を付けられたくない。もっともナイアラトテップに目を付けられた時点で終わっているかも知れないが。


『それではそろそろ決めていただきましょうか?』


真っ黒なハンカチで口元を拭いながら問い掛けてきた邪神。何から何まで黒で統一してカッコイイと思っているのだろうか。


(決めるも何も一応受け入れただろ)


『能力のことではありません、貴方はまだ【転移】するか【転生】するかを決めていないのですから』

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