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名も無き世界 VRMMO編  作者: 有加田 慧条
終幕、其れでも永久に続く物語
26/26

彼らの冒険は、未だ終わらず

遂に完結!!

読者様方、今までありがとうございました!!

「いいえ、二つのパーティーにすればいいと思うのですが」

「おお、いいねそれ!!私とエデン、それにフィーネと直とだね!」

「え、ちょっと待ってよ、――――『ミルシェはもともとワルキュレーのメンバーなんだから、そっちでパーティーを組んだ方がいいよね』――――う、うぅーー」


屋敷から脱出した後(どのルートを通っても、最終的には必ず大広間に着くようになっていたらしい)、

俺たちは、パーティーメンバーの調整をしていた。

ファルナがパーティーに参加する分、システム的な人数の上限を一人分上回ってしまったからだ。

結局、ヒルドの案で、パーティーを二つにすることにした。


どうやら【始まりの町】で俺たちを見つけ行先を聞き取ったのはよかったのだが、武器や他の道具の調達等々で出発が遅れてしまい、【アラトゥー】に着いたのはよかったが俺たちの姿は無く、いかにも怪しいこの屋敷を見つけ、突入したそうだ。


と、ここまではよかったのだが


「いやー、ほんとに間に合ってよかったー!!」

「あー、ごめんな?今度から気を付けるから、お前ら背中の化け物ひっこめてくれないか?」


そう、ファルナとミルシェが、俺を挟んで背中にスタンd……げふんげふん、ファルナは阿修羅、ソフィアは金剛力士像的な何かを展開させていた。


「これは負けられない戦いなんだよ、お兄ちゃん」


ミルシェはミルシェで、反応は似たり寄ったりだし。

それを見た他のメンバーも、苦笑するだけで助けてはくれないらしい。


そんなこんなで困っていた瞬間――――


『プレイヤーの皆さん、全員強制参加型クエストが発動しました!!【アラトゥー】で、超強力モンスターが出現しました!!討伐しに行きましょう、イエーーーーイ!!」


そんなアナウンスとともに、俺たちが脱出したばかりの屋敷が崩れ、跡形もなく崩壊する。


そして、元は屋敷だった瓦礫の中に、何か大きな影が見えた。


「「「「「「「…………」」」」」」」


俺たちは、それぞれ顔を向け合った後、


一斉に、【アラトゥー】の反対側に走り始めた。


「このまま最速で北上、【アラトゥー】から十分に引き離したのち、戦闘を開始します!!」

「まずはヘイトを稼ぐよー!各自遠距離攻撃準備ー!!」


ヒルドの総合的な判断の後、ミストが全体に指示を出す。


「全く、一難去ってまた一難だな、直!!」

「一難どころじゃねえだろ!」

「エデン、今度は死にかけたらだめだよ!!」

「今度ばかりはファルナさんに賛成するよ!!」


騒がしく町から離脱していく俺たちと、それを見送るNPC。




俺たちの冒険は、まだまだ続く!!

名も無き世界 異世界編では、エデンたちが超パワーアップして参戦!?

どうぞ、ご期待ください!!

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