生活習慣をまるっと変えるという現実
3話目書きました。
風邪ひいてる中考えるの結構辛いですね。(突然のカミングアウト)
キャラ設定みたいなのは意見があったらか僕がやりたくなったら書きます。
「陽菜、着いたぞ起きろ。」
「……ん?ああ……ふぁ〜。」
グッドモーニング、緑毛 陽菜です。
前回のあらすじ、心がボッコボコになりました。
思い出したくないので以上!
「そういえば陽菜、ふと思ったんだがお前風呂とかどうするんだ?」
「あ……」
「陽菜、お風呂に入らないはなしだからね♪」
今日の内にまだ地獄のような試練が残ってそうです……
【第3話:生活習慣をまるっと変えるという現実】
「そういえばこの後劉生君はどうするの?」
「今日は親がいないのでもう帰って晩御飯の準備をしようかなと思ってますけど。」
「それならうちに泊まっていいわよ〜♪」
「いいんですか?」
「もちろんよ! 涼奈も陽菜もいいわよね……って陽菜? 目から光が抜けてるわよ?」
「そんなこと無いよあはは。」
「ほっといたら戻るだろうし大丈夫よね♪ 史也さんただいま〜!」
紹介し忘れてたけど父さんの名前は緑毛 史也で母さんの名前が緑毛 陽子だ。
「おかえり。手続きとかは全部済ませたよ。」
「じゃあ制服とかも注文してくれた?」
「言われたサイズ通りに注文したよ。」
「あれ? いつの間にサイズ図ったんですか?」
「涼奈に頼んだのよ。見ただけで完全にわかるからね♪」
さすが姉さんのドスケベスコープ。(名付け親:陽菜)
他にもエロ本を隠すのも得意でその数100もあると言われている。
オレの部屋に隠された時は困った。
「……陽菜なんか私の事で考えてたでしょ。」
「エー、シラナイナー。」
「さて、ご飯作りますか! 陽菜〜涼奈〜いらっしゃーい。」
「え!? オレも!?」
「当たり前よ! 女の子なんだから家事ぐらいはできないと。」
「戻るかもしれないから嫌だって意見があるけど。」
「こういうのは戻らないって意見が涼奈と私で2票あるけど?」
「父さんと劉生の分は?」
「男の意見は無効票にしまーす。」
言い争いで勝てる気がしない!
くっ! ここは諦めて手伝うしかないのか……
「じゃあ今日はカレーでも作るかしらね。」
《数分後》
「できた!」
主にオレばっかり作業してた気がするけどできた!
「……私達何も教えてないわよね?」
「ちょっと味見……うまい……」
料理はめんどくさいけどできるんだよね。
「これは当番表作るしか無いわね。」
「えっ!? 勘弁してよ〜……」
「とりあえず運ぶ!」
「それなら父さんと劉生も……なんか真剣に話し合ってるし。」
「てことで私達で運ぶわよ。」
ちぇ〜……
「ここがこうで……」
「なるほどつまりこうこうこうで……」
ん? 何の話してるんだ?
「お、来たきた。どうだ劉生君、これが僕考案の手伝い回避だ!」
「凄い申し訳ない気分です……」
なるほどずっとこうこうこうこう言ってる事で真面目に話してるように見せかけてたのか。
せこい。
「史也さん後でお話ね……♡」
「うっ、悪かったよ……」
「謝っても許しません♡」
母さん、口元は笑ってるけど目が笑ってないよ……
「姉ちゃん! ご飯できたー?」
「こら光! 走って降りたら危ないよ!」
2階から月と光が降りてきた。
「それじゃあ全員揃ったし食べましょう♪」
「「「「「「「頂きます!」」」」」」」
まず1口。
うん、我ながらよく出来たもんだ。
「美味しい…!」
「それ主に陽菜が作ったのよ!」
「姉ちゃんやる〜!」
「そう言われると照れるな……」
「照れた! お母さんカメラ!」
「ちょっ、姉さん!? って母さん撮るなー!」
「いいですな、いいですな! その表情そそりますなぁ〜!」
「だから母さん! 劉生がいる前で……」
その劉生も呑気に食べてやがる……
誰か助けてよぉ〜!
《数分後》
「「「「「「「ご馳走様でした!」」」」」」」
お腹いっぱいになったけどめっちゃ痩せた気がする。
「さて、お風呂にしますか!」
「あ……」
「陽菜大丈夫か?」
「大丈夫じゃない……」
風呂ってどうするんだよ!
まず体見たくないし! いや、少しは興味あるけど……
じゃなくて! 見たらまずいし!
洗い方知らないし!
「洗い方知らない顔してるそこのあなた! 今ならお姉ちゃんが洗い方をじっくり、丁寧に! あ、鼻血出てきたわ。」
この人怖い。
「じゃあお母さんと入る?」
「女と入るのは嫌だ! そんなんだったら劉生と入る!」
「えっ!? 陽菜、それはまずい! (俺の理性が)」
「母さんはそれでもいいと思うわよ♪」
「いや、ダメですよ! という訳で陽菜、一人で入れるよな?」
「無理!」
「この年になって無理なのか?」
「そんなことない! なら一人で入ってやる!」
(((ちょろい。)))
《洗面所》
流れるように一人で来たけど一人じゃ無理だから頼んでたんだった……
とりあえず見ないようにタオルを……シャツ脱げなくなるからダメだな。
まずタオル短くて巻けないじゃん!
「でも自分の体だし少しぐらい……」
いやいやいやいや! ダメだろ!
こうなったら目を閉じて服を脱ぐ!
脱いだ! そのまま閉じたまま風呂場に!
「あうっ!」
ドア開けてなかった!
うぅ……ドアノブの位置は……あった!
「突入!」
一人しかいないのに何言ってるんだろ……
このまま湯船に……湯船どこだ!?
少し目を開けて探す!
「あ……」
目の前に湯船があり、湯に写った自分の裸体を見てしまった……
「もう慣れる方優先しよ……」
《1時間後》
充分入り風呂から出た。
「はひー、あつー。」
女モンの下着とパジャマが置いてある。
そして洗面台に付着した鼻血と思われる血痕。
……さては姉さん、オレが悪戦苦闘してる間に覗きやがったな?
「よいしょと。」
もう自分の裸体見たんだし下着に抵抗ないぞ。
……嘘つきました。
上は抵抗あります。
「……シャツあるしつけんでいいだろ、胸ないようなもんだし。」
なんで無いのがわかるかって?
慣れるまでじっくり見ましたよ! ええ見ましたよ!
……オレは何に怒ってるんだ?
とりあえず出よ。
「お先ー。」
「はーい、って陽菜!?」
ん? 劉生は何にそんな驚いてんだ?
「そ、その手に持ってるやつを隠せ!」
「あーこれね。」
どうしようね。
「あ、陽菜上がったの? あれ? なんでそれつけてないの?」
「つけ方わからないし、まず死んでもつける気無い。」
「それはダメよ? 涼奈みたいに変態に見られるようになっちゃってもいいの?」
「前言撤回。ちゃんとつけます。」
「ちょっと二人共!?」
突然姉さんが湧いて出てきた。
「……俺2階に行ってます。」
「は〜い。」
あ、劉生居づらくしてごめんね。
「さて、それじゃあ涼奈さんや……」
「ええ、じっくりレクチャーしちゃうわよ!」
腕を掴まれた。
何故に!?
「ちょ! 何!?」
「「……」」
なんで無言で笑顔になってるの!?
えっ!? ちょっ……
《数分後》
自分の部屋に行くと劉生が居た。
「ん!? 陽菜大丈夫か!?」
「……オレ今どんな感じ?」
「例えるなら……全身漂白された感じ?」
わからんわ……
「あ、風呂次劉生行っていいよ……」
「お、おう…… (生きてるよな?)」
劉生が部屋から出ていく。
「はぁー……」
今日1日凄かったなぁ……
1日だ1ヶ月体験した気分だ……
母さんの言ったとおり明日になっても戻らないんだろなー……
やってけるかな……
「ふぁ〜……」
もう今日は疲れた。
劉生には悪いが寝てしまおう。
それじゃあおやすみなさい……
続く
今の所順調な更新スピードですが、僕は今結構忙しいのでいつ更新するか分かりませんが今後ともどうぞよろしくお願いします。