前へ目次 17/17 あとがき―彼女は確かにここにいた あとがきとして みあへ 何年も掛かってしまったけれど、仕事の合間に少しずつパソコンに向かって、こうしてこれを書き上げることができた。 あのとき予感した通り、僕は今でもきみの姿を覚えているし、今でもあの日々が僕の人生のなかで最も幸福な出来事だったと振り返ることができる。長い時間が流れたけれど、きみの痕跡は僕のなかに残っているし、僕はこれからもそれと一緒に生きていく。 きみは確かにここにいたのだと証明しつづけていく。 井田光人