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煙りと劣情  作者: 烏野 みどりさん
1/2

――毒白

※注意

この小説はボーイズラブ作品になっております。

そう言った物に抵抗や嫌悪感がある方、または批判的な方は、今すぐページを閉じる事をオススメ致します。

また物語を勧めて行った結果、もしかしたら性描写が入るかも知れません。

そうなった場合は申し訳ありませんがR指定にさせて頂きますので、15歳、または18歳未満の方はご覧いただけない可能性がございます。

そして、この作品は作者にとって初めての連載(になる予定の)小説です。

更新頻度がどの程度になるかは分かりませんが、出来る限り早く皆様に読んで頂けるよう更新したいと思っております。

ですが、私生活などもあり更新に間が開く場合もございます。そういった際は急かされてしまうと焦って益々書けなくなってしまうかも知れないので、出来れば催促はご遠慮下さい。

これらを承知の上で、楽しんで頂ければ私も嬉しく思います。

前書きが長くなってしまいましたが、司と暁史、まだ出発点の二人をどうか最後まで見守ってやって下さい。宜しくお願い致します。――烏野 みどり

如月 司、二十八歳。気が付けばこんな歳になっていた。

独身で、恋人と呼べるような奴も居ない。

最後に付き合ってたのは高校時代で、それも一ヶ月も経たない内に別れてから誰かと付き合っていた事は一度も無く、好きになった相手も居なかった。

ただ、体の関係は何度も持った。

幸い容姿には恵まれているらしく昔から女はもちろんの事、男にもモテた。

だから引っ掛ける相手には困らなかったし、色んな奴と寝た。恋人が居たり結婚している奴とも。

最も、俺は男が好きだったから女とは数える程だったが。

一夜だけだったり、良ければ二、三度。

それでも長く続ける事はなく、面倒な事になりそうであれば早々に切った。

愛だの恋だの、馬鹿らしい。正直なのは快楽だけだ。

体を繋げる瞬間は気持ちが良くて、相手が動物みたいに腰を振っているのも気持ちが良かった。

綺麗に着飾り清純ぶった女を犯すのも、如何にも堅物そうに真面目ぶった男に犯されるのも。

どいつもこいつも被った皮を脱ぎ捨てればただの欲望の塊。

だから腹が立った。誠実ぶりやがって。その化けの皮剥がしてやる。

そうして俺は精精嘘くさく笑って、目の前の男に言った。



「ーーーーいいよ。付き合おうか」

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