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愚かな激怒と冷徹な処置

さて、電話

「まだ出ないの?」

『もしもし?』

『久しぶり、私の大切な人がまた誘拐されたの、同じ倉庫にね』

『わかりました、私ともう1人で行きます』

『よろしく』

はぁ、まさかまた警視長に頼むことになるとは



倉庫、前より更に錆びてる

さて、ボイスレコーダーを起動して

「返してもらうよ、業、罪」

「「殺す!」」

そう口にすれども冷静だな、しかし

「その銃とナイフ、何処で手に入れた?」

「言う必要はないな、それに、お前は死ぬより酷い目に合わせる」

「そうよ?早く助けないとこいつを殺す」

「…………」

「狂を?させると思う?」

「そこからここまでお前が来るまでに確実に引き金を引け」

ドン!!!

「げほ!?」

「は?」

横に居た罪が蹴り飛ばされていた

「この!」

バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!

……は?なんでこんな至近距離で銃弾を避けられる?しかも何発かはククリナイフで切りやがる

「あ、」

ドサ

転ばされた

「死ね」

「ひ!?」

ククリナイフを頭まであと数ミリで止める

「はぁ、気絶した、うわ、漏らしてる、汚な」

確かに距離はあるけど、翼を出せば5秒も掛からない、それにそもそもが横に並ばず障害物にでも隠れて不意打ちすればよかったのに。ナイフ、適当に投げておこう

「狂」

「むらい、その、あの」

「大丈夫、すぐ縄を切るからね」

ハサミを取り出して

「危ない!!」

「?」

グシャ!!

腕にククリナイフが刺さる、骨は大丈夫。ナイフが上に登ってくる

「ふ!」

「が!?」

掌底を打ち込む

「はぁ、油断した」

腕の肉が最後まで切れずに残ってるせいで切られた両端の間から肉が見えるし、血も出てる

「む、むらい!!大丈夫!!?」

「暴れない、縄切るから」

「私なんかより自分の事を!!」

「はいはい」

縄切る

「早く救急車!」

「要らない、包帯で十分」

「そんな訳!!」

「昔からね、皮やら、肉が切れても二日もしたら治ってたから」

「え、」

「怖いでしょ?人として、おかしい」

「いや、それは」

「嘘はつけない、私は嘘かどうか分かるからね?知ってるでしょ?」

包帯を巻きながら話続ける

「…………うん、怖いよ、怖いけど、怖くない」

「そう、さ、帰ろ」

「うん」

そんな会話しながら倉庫から出る

「ねぇ、あとで知ってる事全部教えて」

「……………わかった」

「あ、来ましたか」

「え、誰?」

「久しぶりですね、警視長さん」

「ええ、お久しぶりです、信不さん」

「誘拐犯なら倉庫の中で伸びてますよ」

「わかりました」

「それじゃ」

そんな会話をして家に帰る

「ねぇ、警察に関しても教えてね?」

「わかったよ」

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