報告
………帰って来たのは、いいけど
「えっと、クレイジー?離して?」
「また、変な事に首突っ込んだでしょ!」
「え、え?」
「王様からお城に呼ばれてるんだよ!副ギルドマスターのお爺さんに伝えてって言われたの!!」
「…………?」
「何したの!?」
「なんだろ?」
「思い当たる事ない?」
「悪い方なら一つ、良い方は、思いつかない」
「じゃあ、悪い方確定!?」
「うん」
「安らかに」
「ぼっくりまつ、居たんだ」
「居ましたよ、それで、えー、と冒険者ギルドに大量に人が来たんだけど、何か知ってる?」
「……………さぁ?」
((これ、関係あるな))
「じゃあ、クエストクリアの報告してくる」
「ついて行くからね、ぼっくりまつは?」
「僕はねぇ、んー」
「行かないんだ」
「行〜き〜ま〜す〜!クレイジー、勝手に決めないでよぉ〜」
「ごめんね?」
「なんか、素直に謝られると、反応しにくいな」
「ドMの本能が、雑な扱いを求めてるんだね」
「フシン!?何言ってるの!?僕は、そんな事」
「ある、でしょ?」
「ない、よ?」
「ふ〜ん?ほんとに?」
「ほんと!」
「そう、じゃあギルドに行こう」
話の転換が凄いな
ガチャ
「クエストの報告に来ました〜」
「おや、来ましたか」
「副マスお爺さん」
「ほっほっほ、ここよりまずはお城に行くべきではありませんか?」
「?そう?そんな事より、ギルマスは?」
「そ、そんな事、こほん、ギルドマスター殿は今、あそこの受付に」
「ん、ありがと」
「フシン、結構ちゃんとしてるね」
「ねぇー、お礼もできてるし」
「そうね」
「「シオリ!?いつの間に」」
「さっき、今度はブックが学園に行った」
「そう」
「フシンは、もともと関わりの薄い人にはあんな感じ、関わりが深くなればなるほど、警戒を強める」
「警戒が必要じゃなくなったら?」
「ぼっくりまつみたいに軽口を言ってくれるようになる、と私の勘が言ってる」
「まぁ、あながち間違ってなさそうかな」
「ギルマス、大変そうだね」
「ほんとに!この人数何?どこから連れて来たの」
「悪魔が作ったカジノに捕まってた人達」
「それはみんな言ってる、嘘かと思ったけど、あんたが言うならほんとか、はぁ、望んでる奴に冒険者カードを」
そう言うと、職員達が動き始める、良かった
「さて、はい」
「ん?」
「クエスト、全部終わらせたら」
「あ、はぁ、今言いますか」
「今言わないと忘れそうだし」
「はいはい、では、あ〜、ん?お!合った合った、これだ、これ、ほら」
「?」
「Aのカード、ほんとSなんだがな、実力以外がいろいろないから、背」
「フン!!!!」
「とか〜!?」
ドカ!!!
「っ……………」ピクピク
「あ〜、あれはギルドマスターが悪いですね」
「?お〜、受付の人か」
「えっと、足りない物に背」
「…………」ジ
「…は!無くてですね、クエストクリア数と貴族、もしくは王族の推薦があります、が!」
「が?」
「貴方は」
ひそひそ「女王なのでクエストを後92個です」
「わかった」
「ほ、良かった」
「?、あ、そうだ」
じゃら
「なんですか、そのアイテム達は」
「ん?別に、さぁ、元の持ち主の所に戻りなさい!リコール!」
よし、戻って行った、あ、と、は!
「ブラク〜?」
「はいはい!ここで〜す!」グビグビ
「何飲んでるの?」
「?ミード」
「へ〜、美味しいの?」
「甘いよ〜」
「そう、ほら、行くよ」
「?お城!?」
「ん?うん」
「そっかぁ〜、ちなみ、私は強制?」
「………嫌な理由でも?」
可能性としては、半人半魔かな?
「嫌、だけど、来いって言うなら付いてく」
「………………正直に言うと連れて行きたい」
「じゃあ」
「でも、嫌なら、仕方ないね」
「……」
ぎゅ
服を握って来る
「?どうしたの?」
「ありがと」
「?今度、技教えてね」
「お安い御用、マイクイーン」
………へ〜
「!貴方から、そんな言葉が出て来るとは、私の周りには、いい子がいっぱいだ」
さて、面倒事だろうけど、行きますか、城




