依頼
「一応、こちらで出来る対処しますが、せめて薬品の情報があれば、対処出来るかもしれないのですが、どこで薬を盛られたか、わかりますか?」
「………、……………?いえ、すみません」
「そうですか、となると」
「ちょっと、電話して来る」
「え?ちょっ!?」
「信不さん!?」
出てちゃった
「すみません」
「いえ、何か、考えがあるのでしょう」
「聞いてみます?」
「……そうですね」
「あんまり、やりたくないんだけど」
電話、出てくれるかな?
何話してるかな?
聞こえて来るのは、一部だけだと思うけど
「――――」
「仕事―――――――」
「場――薬――――住所―――」
「――――――家―――」
「―――――我楽」
…………何も分からん
「何もわかりませんね」
「壁越しですしね」
コツコツ
!
「戻って来てますね」
「何も聞いて無いで押し切りましょう」
「ええ、むらいなら気づきそうですけど」
「確かに」
「すぐに、情報が来ますよ、すぐに」
「そ、そうですか」
「多分警視長から」
「わ、わかりました」
「……!どうだった?」
「…………」
「あ〜、もしかして、かなり?」
「むらい、黙っていても意味ない、どうせ言うんだから、ね?」
「…………今の医療だと、図書の目は、確実に、失明する」
「「「「……」」」」
「今の医療だと、じゃあ、医療以外なら?」
「治せるけど、最悪死ぬ、4割、ぐらいかな」
「……それってさ、もしかしてむらいの?」
「そう、私の血、さ、話は終わり」
「ほら、シートベルトして」
「お姉ちゃん、落ち着いてるね」
「まぁ、ね、諦めてたから、もしかしたら治る、それがわかったからね!」
「………そうだね!」




