媒体者 5
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「でも意外ッス、芳野さんが手伝うとは思ってなかったッス」
グシャっと道端に居る肉塊を潰しながら隣町のマンションに移動途中に天野宇治が聞いてきた
「は?…黙って進めカス」
「ひ、ひでぇッス」
俺達は今隣町に移動中だ、先日二月 愛奈自称マッキー☆に話させた中に気になる事があった。それは俺が隣町で一泊した時に一度見たであろう人間だ、マンションを出て直ぐに見た変な集団の中にこの世界の主人公が居るらしい二月愛奈曰く「既に原作は始まっているが主人公が居ない」との事それで俺、天野宇治、二月愛奈の3人で会いに行く途中だ
◆◆◆
「知ってる事全て吐け包み隠さず全てだ」
自称マッキーを椅子に座らせて死神で何時でも触れる後ろに待機させた
「えっと、し死神はやり過ぎかなっておも」
「言え」
後ろからマッキーの右肩に触れさせる
「はい言いますごめんなさい何処から話せばいいですか?!分解は止めてぇ!!」
ジジジっとマッキーの服の右肩部分が人の手の形に無くなった瞬間に表情を変え今までの口調とも違う素の言葉使いで泣き出す。
「お前作中キャラじゃない転生者だろ?」
「イエスですぅ」
それから軽く質問した。
まず
1俺は作中番外編のみのキャラ
2作中ボスのフルッケルが動き出している
3原作開始後、番外編でも作中転生者と子孫が異能バトルを始める
4現在原作は始まっているはずの時期に原作が始まらず逆に番外編が既に始まっている
5この前会ったふざけた力を持つ子供が番外編の主人公だった
ここまでが分かったが結局の所マッキーはここから出た後、俺達が何処で何をしたのかを知らないしこの作品事態本編はヒロイン3人がイチャイチャしながらも生きて日本を出るのが終わりで番外編は異能者同士のバトル物、その中で俺は異能者狩りを主にしていたと。だが既に原作は無意味で順番が変わっている。
「原作知識が使えない程作外転生者が原作を壊したのか…いや修正されている?結果が同じなら過程を変えても世界的には変わらないのか。番外編は最後どうなる」
原作が始まらず番外編が始まっているそれなのにヒロイン3人が手を出されずにいる事と遊戯達が作中で仲間にするはずの奴が殺されていてソイツが居ないとこの町に入れなかったと言うが普通に入れたと二月愛奈が話したつまり現状は原作補正または御都合主義が起きていると考えるべきか
「番外編は主人公の杏子がマリナって複製人間を友達にしてその元と成ったマリナ本人と共に貴方が悪の組織的なのを破壊、分解して終わるけど」
「…つまり俺が訳がわからん組織を分解してアンコ?ってヤツが複製マリナを友達にすればいいと?」
「分かりませひッ」
ジロリと目を向けまた思考する
保護や確保なら楽な分類だが友達って何だ本人同士が納得しないとできない事じゃねぇか、壊すは派手で一瞬作るは長く地味ってのを知らねぇのか…誰だ原作壊した奴は分解す
「原作と言えば主人公はどうした?俺の後に白川達でハーレム作った奴」
「神前剣志君です。原作通りで来るのが遅れてるって事なら多分隣町の市民体育館だと思います原作通りだと始めに市民体育館から来たとありました」
隣町の市民体育館…そう言えば一昨日ぐらいに泊まったマンションの近くに変な集団いたな体育館ともそこそこ近い距離だし集団の中に俺に気付いた奴がいたな此方から連れ出して会わせるか
◆◆◆
「酷いッスよ芳野さん俺カスじゃなく天野宇治大輔ッス気楽に大と呼んでほしいッス」
「さっさと肉塊を片付けろ」
「て言っても彼等はまだ生きてるッスよ」
「そうなのか?意識無く勝手に襲って来るが」
話している途中でも襲いかかってくる肉塊が生きているとは思えないが
「実はコレ複製人間の異能なんですよ支配操作する人形って言います」
「あそ、どうでもいいお前らも肉塊らも俺もただの肉だろ」
「結構進んでる?」
「怖いッス」
二人が小さく何か呟いたみたいだが無視するかな。にしても面倒だ話から察するに異能者以外を操る様な異能だろマリナを捕獲してあの子供に無理矢理渡して、はぁ捕獲もそうだがあの子供も場所が分かるようなのがいるな
操られていると分かった後も関係ないと粒子のみを操り足や頭を分解して体育館に向かった
◆◆◆
side:???
周囲をコンクリートで囲まれている通路を杖をつきながら一人の白衣を着た研究者風の男性に付き従う青髪の少女の二人組が歩いていた
「ん」
「?どぉうしたぁ複製マリナ」
「報告、日本で複製マリナの信号が消失しました」
「ほぉうほぉう。日本には骨ぇのあるのぉがいるのかぁ」
「否定、異能使用による反動と思われます」
「ひゃぁひゃぁひゃぁ使用限界ですかぁまた作りぃますか」
「フルッケル何を作るのです?」
二人の後ろから黒人の女性が少し訛り気味で白衣の男をフルッケルと呼び話かける
「ん~んこぉれはこぉれはジィニィ・ブルクカルなぁによぉうぅだぁあ」
「汚い口調ですフルッケル。マリナ元気です?」
「肯定します。ジィニィ・ブルクカル」
ジィニィからはマリナと呼ばれフルッケルからは8号と呼ばれる青髪の少女はジィニィに頭を縦に振り口調は固いが先程までより少しだけ気のせいと呼ばれるレベルでだが声を高くして肯定した
「そうですかです、それで?フルッケル何を作るんです」
「あぁなたには関係ぃなし!複製マリナ来ぅる」
コツコツと音を大きく起てフルッケルは先程までより速く歩き出すその後を複製マリナがジィニィに頭を下げた後ついて行く
「フルッケル。マリナは貴方の物ではありませんですマリナは彼女自身です」
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