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ドラゴン・パークをつくろう!  作者: 伊栄寿 大好
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夢だけど夢じゃなかった(★)


 トクン、と鼓動が脈打つたび、頭の中に気泡がひとつ、浮き上がってはパチンと弾けた。薄い皮膜に守られた泡の中には色とりどりの知識や記憶が詰まっていて、割れると同時に火花を散らす。


 たとえば俺が母親の胎内から産まれ出て、初めてオギャアと泣いた日の記憶。


 たとえば父親にカメラを向けられ、『入園式』と書かれた立て看板の前でいっちょまえに背筋を伸ばした日の記憶。


 他にも死んだじいちゃんにねだって、分厚い恐竜図鑑を買ってもらった日の記憶や、ばあちゃんが大事に飼っていた(タロ)の散歩についていった日の記憶。


 生まれて初めて動物園に連れていってもらった日の記憶。


 飼育員になった日の記憶。触れ合ったたくさんの動物たちの記憶。


 彼女にフラれて間もない頃、傷心中の俺を励ますように生まれてきてくれた動物(トカゲ)の子に〝ジュンコ〟と名づけた日の記憶。


 そのジュンコと死の間際、確かに交わした約束の記憶。そして、真っ白な病室で「ご臨終です」と告げる医者の声を、眠ったまま最期に聞いた日の記憶──


 トクン。トクン。トクン。トクン。


 小さな小さな火花を伴う気泡の花火は、俺の五十六年間の人生の記憶を吐き出し終えると、今度は見たこともない景色の幻を次々と見せた。


 知らない森。知らない川。知らない海。知らない空。


 闇にはふたつの月がかかり、大きい方が〝アダム〟、小さい方が〝エヴァ〟と呼ばれていること。耳を(くすぐ)るふたつの言語(ことば)。世界の成り立ち。大地の記憶。


 そしてある日、突如として現れた十一人の人間に、俺は何故だか呼ばれた気がして──ゆっくりとこちらを振り向く少女の顔へ、泳ぐように手を伸ばした。



              *   *   *



 その瞬間、指先にカツン、と何か硬いものが当たった。


 硬いと言っても、破れなくはない。そう思った俺は拳を握り、内側からそれを叩く。そうしなければならなかった。誰に命ぜられたわけでもないが、そうしないと間もなく()()()の酸素が尽きることを本能が知っていて、ゆえに叩いた。


 叩いて、叩いて、叩いて、ついに俺と世界を隔てていた境界が、割れる。


「ぷはっ……!」


 割れた殻の隙間からわずか差し込んだ光を頼りに、俺は思い切って顔を突き出した。頭突きの要領で豪快に亀裂を広げ、さらに手足をばたつかせる。


 かくしてようやく卵の中から()()した。……卵?


 大きく息を吸い、やっと自我を取り戻した頭で振り返る。


 ……やっぱり、卵だ。


 割れて粉々になった、信じられない大きさの。


「お……?」


 果たしてどれくらい眠っていたのだったか。見下ろした両手には五本の指が揃っていて、足もしっかりとあり、股の間には見慣れたイチモツがぶら下がっていた。


 まさに生まれたての姿、といった感じだが、そもそもどうして卵なんかに入っていたのか。俺の名は八俣(やまた)竜司(りゅうじ)人間(ホモサピエンス)(オス)で五十六歳……だったが、今は違う。


 何故なら俺は死んだはずだ。


 あの寒い冬の日、老いた母親と妹に看取られ、末期(がん)で。


 だがそれから長いこと眠っていて、やっと目が覚めたと思ったら、何故だか巨大な卵の中にいた。今の状況を言い表すとしたら、そうとしか言いようがない。


 眠っている間はひたすらに夢を見ていたようで、何だか頭がはっきりせず、今もまだ夢の中にいる気分だった。けれど他にもはっきりと覚えていることがある。


 他でもない休園日の九木山(くぎやま)動物園で、チュウゴクワニトカゲのジュンコと交わした約束。俺は地球での生を終えたら、ジュンコの魂の故郷である〝アゴログンド〟なる世界に生まれ変わって、絶滅の危機に晒されているあいつの同胞を救うと誓った。ということはつまり、ここがそのアゴログンドというわけか?


 俺は本当に生まれ変わって異世界に?


 それこそ夢のような話だが、眠る前の記憶を総合するとそういうことになる。


 俺は全身を濡らすぬるぬるした液体──恐らくだが、こいつは生まれたてのヒヨコがまとっている卵白のようなものだろう──を適当に払いながら、自分の置かれた状況を確かめるべくぐるりとあたりを見渡した。


「ここ……は、なんだ? 洞穴(ほらあな)か……?」


 試しに浮かんだ疑問を口にしてみると、ちゃんと声は出る。言葉も話せる。


 何故か卵から出てきたという点を除けば五体は正常なようだ。見回した空間は暗く、されど正面、やや低い位置にぽっかりと口を開けた穴が見える。穴からはわずかだが日が差していて、風のそよぐ音や鳥の(さえず)りが聞こえた。どうにか四肢を動かして四つん這いになり、顔を突き出してみればなんとそこは木の(うろ)だ。大地にどっしりと張られた根と根の間が入り口となり、その奥に俺の生まれた産室はあった。


 ってことはまさかとは思うが、この木が俺の母親だったりする、のか……?


 もしやアゴログンドでは、人間は木が産み落とす卵から誕生するとか?


「いや、けど、哺乳類(ほにゅうるい)が卵から(かえ)るって……カモノハシかよ。なあ?」


 と、ひとり()()った笑みを貼りつけて首を(ひね)り、見上げた木はかなりデカかった。根もとからでは天辺が確認できず、樹種も判然としないほどだ。


 とりあえず外に出てみるか、とも思ったものの、今の俺は()()()()()で、しかも悲しいことに全裸だった。パッと見、肉体は既に成熟している──少なくとも赤子や幼児サイズではない──ようだし、もし外に他の人間がいたりしたら、そいつらが文明云々以前の原始人でもない限り俺は間違いなく変質者だ。


 この世界の人間がどの程度の文明を持っているのかは分からんが、日本で言うところの猥褻物(わいせつぶつ)陳列罪のような罪があれば、確実に秒でしょっぴかれるだろう。ゆえに俺は何か着衣代わりにできそうなものはないかと、暗い洞の中をまさぐった。


 が、腐葉土になりかけの落ち葉が床材のごとく敷き詰められた洞内にあるのは、ついさっきまで俺のゆりかごだった卵の殻ともうひとつ──ダチョウの卵ほどの大きさの、表面がやたらとゴツゴツした化石のような卵だけ。


「これは……」


 俺が生まれた卵の他に、もうひとつ卵があるなんて気づかなかった。


 ていうかこれ……卵、だよな?


 何やら(とり)赤玉(たまご)と岩が融合したような奇怪な見た目をしているが、形状は間違いなく卵だし、岩っぽくない部分を撫でてみると鶏卵に似た質感がある。


 だがより詳しく確かめようにも、不用意に持ち上げたり動かしたりするのは危険だ。見た目や触った感じは鳥類の卵に近いとは言え、もしも爬虫類(はちゅうるい)の──そう、それこそジュンコが言っていた〝(ドラゴン)〟とか──卵だったりしたら、動かした拍子に(はい)の位置がひっくり返り、死んでしまうおそれがあった。


 鳥の卵は卵白と命綱(カラザ)に守られているから、多少動かしても胚が潰れる心配はないものの、爬虫類の卵にはそんな防御機構はない。


 だから上下が逆さまになると、胚が卵黄──卵の中の栄養源。意外と誤解している人間が多いが、卵の黄身はヒヨコになる部分ではなく、ヒヨコの栄養になる部分だ──に押し潰されて窒息してしまうのだ。


 まあ、ドラゴンはそもそも爬虫類なのかという疑問は大いにあるし、空想上の生物の卵がどんな構造をしているのかなんて当然ながら知る(よし)もない。


 だがこれが竜の卵であろうとなかろうと、中の命を殺してしまうおそれがあるのなら、むやみに触れるべきでないことだけは確かだろう。


 ゆえに俺はそっと卵から距離を置き、ひとまず洞の中から這い出した。

 途端に降り注いできた陽光のまぶしさに思わず(うめ)き、手をかざす。

 と同時に視線を上げて絶句した。そこは見知らぬ森のど真ん中だ。

 あたりには見たこともない木々が密生していて、視界を真っ赤に彩っている。


 そう、()()()()だ。どうやらここが噂の異世界らしいと分かっていても、俺は目を疑わざるを得なかった。何故なら四方を囲む木々の葉はどれも燃えているかのように赤く、それでいて幹は白や緑や茶色に青い(まだら)があったりと、とにかく名状しがたい風景が眼前に広がっていたからだ。


「な、何じゃこりゃ……」


 と、図らずも心の中の松田(まつだ)優作(ゆうさく)が唇から零れ落ち、俺はしばし立ち尽くした。


 まるで抽象派を気取った素人画家が、デタラメに絵の具を撒き散らしたかのような奇天烈(きてれつ)な景色に足が竦む。あるいは樹木を模して創られた芸術作品かとも思ったが、恐る恐る近づき、手を伸ばして触れた赤い葉には確かに本物の植物の瑞々(みずみず)しさがあった。だが幹や枝は悪趣味な人間の悪戯(いたずら)でペンキが塗りたくられたのだと仮定しても、こうも葉が真っ赤なのは一体どういう原理だろう。


 一見すると紅葉のように見えなくもないが、いずれの木の葉も赤一色で、黄色や茶や(だいだい)の葉はどこにもないのが気にかかる。何より外は全裸の俺が凍える心配もないほどうららかな陽気で、足もとにはほとんど葉も落ちていない。


 とすると、もしやこの世界の木々の葉緑体は赤い、のか……?


 仮にそうだとすれば、もはや葉緑体ではなく葉赤体(ようせきたい)とでも呼ぶべき代物だが。


「一応、葉が赤いことを除けば普通っぽい木もあるにはあるが……」


 と、ひとりごちながら振り向いた先には、先刻まで俺を(ふところ)に抱いていたあの母なる大樹がある。優に数百年の樹齢を誇っていそうなかの木は幹が茶色く、根もとには緑色のコケが生えたりもしていて、遥か頭上に広がる葉が鮮やかな赤色をしていることに目を(つぶ)れば、俺が知る地球の樹木に似た植物と言えなくもなかった。


 が、今は異世界の植物を観察するよりもまず先にやるべきことがある。どうやらここは森の中で、付近に人の気配はないとは言え、いつまでも全裸でいるのはあまりにも無防備だった。何より洞を出たら猛烈に腹が減ってきて、とにかく何か食わなければと本能が警鐘を鳴らしている。ゆえに俺はざかざかと藪漕(やぶこ)ぎを開始した。


 当然土地勘などあるはずもなく、行き先を決めて歩き出したわけではないが、とりあえず素っ裸でも安全に歩けそうなルートを見つけて進むしかない。


 そうしてしばし歩いてみて分かったことだが、どうやらさっき見かけた蘚苔類(コケ)以外にも、森の地面を覆う下草は緑色のものが多いようだ。とは言えいずれも地球の植物とは葉の形状や生え方や花のつき方などが微妙に違う。俺はその中から野生のクワズイモに似た大きな葉っぱを見つけ「これだ!」と叫んだ。


 地球で言うクワズイモはサトイモ科に属する植物で、かの有名なアニメ作品『となりのトトロ』にて、トトロが傘代わりにしていた葉っぱの仲間と言えば子どもにだって伝わるだろう──ただしクワズイモはサトイモと違って毒があり、〝食わず芋〟の名のとおり、葉も根茎も食用にはならないが。


「……妙だな」


 が、俺は群生するアゴログンド版クワズイモ(仮)に手を伸ばし、葉や茎に触れてみて首を傾げた。ここのクワズイモは緑色の葉にぽつぽつと赤い斑模様があり、いかにも毒々しい見た目をしているにもかかわらず、毒はない、と何故だか分かる。


 希望的観測などではなく、確信──もっと言うなれば明確な()()として、まるで生まれながらに毒草を見分ける草食動物の本能のように。


 どうして自分がそんなことを知っているのかは分からない。


 けれど考えるのはあと回しだ。先程からじりじりと俺を焚きつける飢餓感が、いいからまずは食いものを見つけろと騒いでいる。ゆえに俺はムスコを隠すのにちょうどいいサイズの葉を選ぶと付け根で手折(たお)り、さらに近くの木に巻きついた(つる)を剥がして、天然素材百パーセントの(ふんどし)を作った。葉っぱに穴を開けて蔓を通し、腰に巻きつけただけの代物だが、即興で(こしら)えたにしては上出来だろう。


「──泉だ……!」


 そこからさらに二十分ほど歩き続けた先で、俺は歓喜の声を上げた。


 急に藪が開けたと思ったら目の前に水場が現れたからだ。大人が三、四人泳げる程度の小さな泉だが、その水が透き通るように青い。まるで白神山地(しらかみさんち)青池(あおいけ)を思わせる美しい水溜まりに、俺はすかさず飛びつきがぶがぶと水を飲んだ。


 焼けつくような飢餓感をまぎらわすのにとにかく夢中で、病原菌や寄生虫の不安に襲われたのはひとしきり腹を満たしたあとのことだ。覗き込んだ泉の水は奇跡のように澄み渡り、見たところ魚などの水生生物はいないようだが、だからと言って安全とは限らなかった。一見綺麗な水に見えても、目には見えない細菌や野生動物の糞尿が混じっている可能性は完全に排除できないからだ。


 ところが今一度水質を確かめようと目を凝らしたところで、俺は思わず息を飲んだ。何故なら刹那、青い水面(みなも)に映り込んだ自分の姿が、


「わ……若返ってる……!?」


 水鏡(みかがみ)の中で驚愕の表情を浮かべた俺は、どう見ても間違いなく()だった。

 だが、地球での生を終えた五十六歳の俺ではない。

 すっかり遠い記憶になっていた、二十歳(ハタチ)前後の自分の姿……。

 確かに自分の顔だと分かるのに、まるで別人を見ているような強烈な違和感。

 ゆえに俺はにわかには信じられず、泉を覗き込んだまま顔中を触ってみた。


 しかし、ない。ない。ない。額に刻まれつつあった小皺(こじわ)も、年々厚みが増す一方だった頬のたるみも、歳を重ねるほどに濃さを増していたはずの(ひげ)()(あと)も。


「お……俺……本当に、転生したのか……」


 その段になってようやく込み上げてきた実感に、俺はへたりと座り込んだ。


 さっきまでは腹が減りすぎてそれどころではなかったが、一旦人心地ついて冷静になってみると、自分がとんでもない状況に置かれていることを自覚する。


 ……本当に、夢じゃなかったんだ。ジュンコと言葉を交わしたあの記憶は。


 だがこんなことが現実にありえるのだろうか。


 赤い森に青い泉。おまけに人間の俺が卵から生まれ、前世の記憶を持ったまま、三十歳以上も若返って異世界で生まれ変わるだなんて──


「キューーーーーッ!!」


 瞬間、へたり込んで茫然自失していた俺の意識を、甲高い鳴き声が引き裂いた。


 いや、今のはただの鳴き声と言うより……悲鳴?


 どれほどのあいだ呆けていたのか分からないが、おかげでようやく我に返った。


 俺はふらふらとおぼつかない足取りで立ち上がり、鳴き声の聞こえた方角へ歩き出す。耳を澄ますと、泉からそう遠くない藪の向こうからガシャン、ガシャンと、鎖で金属を叩いているような音が聞こえた。その音を頼りに草を払い除けて進み、やがて俺は、本日何度目とも知れない衝撃にまたしても絶句する。


「あ、あれは……!」


 白い(うろこ)で覆われたなめらかな肢体に長い首、長い尻尾。頭頂にはボンゴに似た二本の角と、白金(プラチナ)()いたような(たてがみ)。そして何より目を引いたのは、首の付け根から左右に伸びた飛膜状の一対の翼。耳障りな金属音は未だ鳴り響いていたものの、俺は唖然と立ち尽くし、目を見張ることしかできなかった。


 そこには狩猟罠(トラバサミ)に後肢を挟まれ必死にもがく、一頭の竜がいた。


▼クワズイモ

挿絵(By みてみん)


 サトイモ科クワズイモ属の常緑性多年草。四国南部、九州南部からインドにかけてのアジアの暖帯、亜熱帯に広く分布する。サトイモによく似ているが毒があり、食べられないことからこの名前がついた。大きなものは傘にして人が入れるほどの葉を持つ。観葉植物としてもお馴染みで、その方面ではアロカシアとも呼ばれる。


参考・画像引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%83%A2

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%83%A2-832036


▼カモノハシ

挿絵(By みてみん)


 オーストラリア東部及びタスマニア島にのみ生息する哺乳類。体長40~60cm。

 カモのような(くちばし)とカワウソに似た胴体、水かきのある四肢、ビーバーのような尻尾を持ち、さらに哺乳類でありながら卵生というキメラさながらの特徴を持つ。

 またオスのみが後肢に持つ蹴爪(けづめ)には毒があり、外敵から身を守ったり、メスや縄張りを巡るオス同士の争いに使われると考えられている。

 ちなみに地球上に存在する哺乳類の中で毒を持つのはカモノハシとトガリネズミのみ。非常に稀少な動物であることから、生息域外への持ち出しが厳重に管理されており、2021年現在、日本国内で飼育展示されている動物園は存在しない。


参考・画像引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%82%B7

https://www.youtube.com/watch?v=toGgRQYeXdw


▼ボンゴ

挿絵(By みてみん)


 アフリカ大陸西部~中央部の森林地帯に生息するレイヨウ。

 体長170~250cm。雌雄どちらも角を持つ。ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバと共に世界四大珍獣に数えられるが、近年、密猟や生息地の開発や破壊などによって個体数が減少。現在は準絶滅危惧種に指定されている。

 かつては上野動物園(東京都台東区)、金沢動物園(神奈川県横浜市)、富士サファリパーク(静岡県裾野市)、東山動植物園(愛知県名古屋市)で飼育展示されていたが、2021年現在はいずれも非展示となっている。


参考・画像引用元:

https://pz-garden.stardust31.com/guutei-moku/usi-ka/bongo.html


▼白神山地

挿絵(By みてみん)


 青森県南西部から秋田県北西部にまたがる広大な山岳地帯。原生的なブナ天然林を擁することから、重要な自然遺産として1993年、世界遺産に登録された。

 青森県西津軽郡深浦町の十二湖に数えられる青池が特に有名で、池の水が絵の具を溶かしたような美しい青色を呈する。

 が、池の水を採取して調べたところほとんど透明で、水中に色のついた物質は存在しておらず、青く見える原因は2021年現在も明らかになっていない。


参考・画像引用元:

https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/shizen/shirakami.html

https://aomori.sugisan.biz/ao/?p=12449

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