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にーしーろーやーとー
「どうして死んだんですか?」
「8番目だったから」
「え?」
「ひとが、増え過ぎてさ」
天使候補が諦めたように笑う。
「減らさなきゃなんなくて、それで、半分口減らしすることになったんだ。そんで、ひとつ飛ばしだったんだけど、おれ、8番だったから」
「ひとつ飛ばしって?」
「全員にくじ引きで番号付けて、早い番号から、殺さない、殺すって、分けてったんだよ。それでおれ、8番だったから、殺されたの」
面接官はしばし言葉を失ったあとで、言った。
「ある意味、平等、ですね」
「びょうどう?」
「死ぬか死なないか決めるのに、ずるっこがないねって」
「うん」
m(__)m




