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あざとーす的な

 

 

 

「どうして死んだんですか?」


 面接官の問いに天使候補は目を見開き、ああ、と微笑んだ。


「やっぱり私、死んでるんですね」

「え?」

「いや、どうにも、自覚がなくて」


 ふ、と、天使候補は照れたように笑う。


「事故に遭ったとか、刺されたとか、病気になったとかもなく、不意に、意識を失ったので、もしかしたら夢でも見ているんじゃないかと」

「夢」

「ええ。だから死因を訊かれて、やっぱり死んでいるのかと……ああでも、その問いですら夢かもしれないですよね」


 首を傾げて歌うように、天使候補は口ずさむ。


「これは私の夢でしょうか、あなたの夢でしょうか。それとも、現実ですか?でも、現実ですら誰かの夢かもしれませんね」

 

 

 

m(__)m

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